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恋に迷える乙女達

皆さんは、したことがありますか?片思い。
恋に迷っているということは、とても素敵なこと。自分に芽生えたどうしようもない気持ちをどう昇華したらいいのか、すっごく悩みますよね。大丈夫、絶対どうにかはなります。ここでは私の体験談を元に、今の考え方について書き留めたいと思います。参考になる所も幾つかあるかと思うので、お時間が許す限り目を通してくだされば幸いです🙏

さて、あなたは片思いを伝えたことがありますか?私は何度か伝えたことがあるのですが、振られることもありました。

 当時の私は自分がブスだからいけないのだ、可愛くないから振り向いてもらえない、盲目的にそれが世の真実なのだと、根拠もないのに信じきっていました。
ですがどうでしょう?本当に美人が全員付き合いたい相手と付き合えていると思いますか。答えはノーですよね。そんなことは起きていません。問題は自分の内面にもしっかりありました。この好きな人との恋事情、私はずっと悩んできていたのですが最近ある終着点に達したので、ここに記そうと思います。
 大きな転機
 まず、私は1年前元恋人と2年ぶりによりを戻すことに成功しました。自分から本当にこの人とまた付き合いたいと思い動き、付き合うことができたのは初めてかもしれません。それ以外の恋愛は大概がお互いに惹かれあって付き合っていました。今はその方とはお互い納得した上で別れているのですが、この恋愛では学べたものが本当にたくさんありました。

当時私が彼に連絡した理由は、生きることが本当に辛くてどうしようもなかったから、せめて悔いのないよう勇気をもって一度連絡してみようと思ったからです。彼は電話に出てくれ、そこで別れてから私のことがずっと心配だったと言ってくれました。号泣です、好きな人からそんなことを言ってもらえるだなんて思っていませんでしたから。

彼が教えてくれたこと
 その時にはまだわからず、今になって思うことなのですが、私はここで付き合っている≠相手のことを大切に思っているということを知りました。彼からしたら付き合っていなくとも私のことは大切に思ってくれていたんですね。これまで私は付き合うとその人は自分のことを大切にしてくれる人になる、彼氏というかけがえのない存在になると思っていたのですがそうではなかったんです。
反対に、彼女でなくても相手のことをすっごく大切に扱っていいしどうしたら喜んでくれるかな、私と一緒にいてこの人は幸せだろうか?勇気づけられる、元気をもらえる存在なのか?と気にしてもいいのです。それは恋人のみの特権ではなかったことに気付きました

変化した価値観
 今となっては好きな人が出来ても、最終的に付き合えなかったとしても居心地の良い信頼できる、何かを学べる、尊敬できる大切な存在でありたいと思っています。そして試行錯誤して何かに挑戦したり会っていない時間もたくさんインプットとアウトプットを重ね、人として素敵な人間になろう、と付き合っていなくとも勝手に成長させられています。

わたしにとっては本当に、究極生きてくれているだけで頑張れるんですね。だからそのお返しがしたいんです。大切に思うひとを大切にしたい、だから自分のことも不機嫌にならないよう慎重にコントロールできるしもっと頑張れる。今は自分のことを昔より知り、毎日ではないですが前よりはしっかり自分の足で生きております。
 それまで好きな人のタイプは、正直ルックスで選んでいると思っていました。ですが歳を重ねるにつれてそういった存在に惹かれなくなり、振り返ってみれば私の好みでない容姿の人のことを好きになったことがあることにも気付き、これは間違いだと確信しました。

芽生えた自立心
恋愛ってね、価値観が合わないとどう頑張っても続かないんです。いや、合わない価値観を合わせる努力が双方にできるかが問われる場なんです。だから今は、いくら外見が良くても相手の外見しかみない人とはお付き合いしたくないと思っています(私が中身を見る人間だから分かり合えない為)
つまり総体的に、相手の目線に立って深く考えるようになったんですね。そうすると本当に自分が好きなのはこの人なのか、しっかり見えてきます。
その人が求めていることも喜んでくれることも、適切な距離感も。本当にその人のことを大切に思うなら、付き合うのが必ずしも正解とは限らないのだと思いました。

それからは人を大切にするとは一体どういったことなのか、少しずつですが自分なりにやっと掴めるようになりました。独り善がりに押すのでも引くのでもなく、相手のことを一番よく理解できる人間になりたい、本当の意味で味方でいたいと思えるようになりました(ネットストーカーしてその人の全部を知った気になってはいけません、ネットはリアルのほんの一部分です)。
相手のことを大切に思えば思うほど関わっていく上で怖くなることも多いのですが、そこで負けたら怖さに負ける想いだということを納得もしました。自分の気持ちには責任を。そしてその人の隣にいる人間がどんな人なら素敵か、こういう人だったら私は納得できるという風にひたすら模索し、なるべく理想に近づけるようにと日々思っています。
人に恋をするというのは、正直理屈じゃない面もありますが、人と人との関係性という点で見たら長く保つには自ずと真心と信念が必要になります。
信じたいと決めた人を信じ抜く強さは大人だからこそ、難しい。でもそれを超えた先にしか辿り着けない何かがあるんじゃないかと。私は大切な人を心からめいっぱい大切にしたい。過去の恋人達がそう接してくれたように、これからは私も与える側としてもの生き方を。
読んでくださった人達が少しでも日々を幸せに生きられますよう、祈っております。それではおやすみなさい。

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