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ツリー仮説を考える

松山は今日、私が移り住んで以来初めての「土砂降り」だった。
相当な雨が降ったようで、これまで取水制限のかかっていたダムが、軒並み貯水率90%を超えたという。

私の中では、雨といえばそりゃもう「幻のスカイツリー」だ。
謎が解けない限り、雨のたびにモヤモヤするだろう。

自宅マンションから。

今夜はよい機会なので、よそのマンションの上階まで上がって、ツリーが目視できるかを確認したり、ゴルフ練習場に近寄ったり遠ざかったりして、どこからなら見えるのかのデータを集めてきた。
一銭にもならないのに、アホである。

歩いているうちに雨が止んでしまったので、真北や真南から見たデータが取れていないが、なんとなく仮説の一部は見えてきた気がする。

とりあえず、各所からの画像をお見せしよう。

ゴルフ練習場の西北西10度ほどの延長線上。
距離は目標から約250m。うっすら影が見える

前回のスカイツリーnoteに、少しでも位置がズレると見えないと書いたが、「土砂降り+周囲が暗い」という条件があれば、真西から位置がズレても見えるということがわかった。

ゴルフ練習場の西北西7度ほど、
距離200mにあるマンションの、5階。

こちらは、ガラス越しの画像だから分かりにくいのかと思ったがそうではなく、練習場の照明がカメラの方を向いているのが眩しすぎて、ツリーが見えていないのだと思う。

ツリーの正体は朧げな影なので、光源が正面にあるところでは、網膜が捉えられないのだろう。

ゴルフ練習場の真西、距離約100メートル。
ゴルフ練習場の真西、距離約50m。

周囲が暗いところを選んで観察したが、やはり見えない。
練習場までの距離が近すぎると、空が明るくなりすぎて見えなくなるのだろう。

ゴルフ練習場の下から上を見上げる。

下の写真は、練習場の全体がわかるように撮影してみたものだ。
右側の照明が眩しいところが、練習に来た人たちがクラブを振りまわす場所だろう。

はいここで、もう一度、一枚目の写真に戻ろう。

私は、ずっと疑問だったのだ。
ツリーを浮かび上がらせるための光源は、練習場の照明なのだろうが、これらはボールの飛んでいく先を照らしているため、地面と水平かやや上を向けて設置されている。
なのに、ツリーの影は練習場の真上、地面と垂直方向に伸びているように見える。
ということは、光源がツリーの真下になければおかしいのではないか?
なぜこんな上空にまで、影が伸びる(光が届く)のか?
それは、多分これが原因なのだと思う。

練習場のネットを光源の真正面で撮影したものだ。
ずいぶん明るい。
ここに雨粒が付けば、水が光を反射させて空に何かの影を投影することはできそうではないか?
では何を?
何を投影して、ツリーが見えているのだろう?
単純に考えたら、たぶん、ネットを支えている鉄塔を投影しているのだろう。

しかし、だとしたら、なぜ、影は右の二本の鉄塔からしか伸びていないのか?
左端の鉄塔は、なぜ無視されているのか?

で、結局、よくわからないのである。
うーん。
どうなっているんだろう?

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