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飛行機とデブ猫ちゃん

今夜から急激に冷えて、厳しい寒さがやってくるらしい。
バイクで遠出しようと思っていたのだが、午後から雨になる予報も出ていたので、諦めて近場を探検した。

今日決行したのは、どちらも前からやってみたかったこと。
1つ目は、カメラを持って、松山空港に飛行機の撮影に行くこと。
2つ目は、愛媛新聞社の社員食堂「デブ猫ちゃん食堂」に行くことである。

松山空港は、朝7時台から夜21時半ごろまで約16時間の間に、ソウルと上海への国際線往復便を含む72便が発着している。
単純計算しても、1時間に4.5便。
愛知県を走る名鉄西尾線の、朝のラッシュの時間帯くらいの本数がある。
ということは、昼間ならどの時間帯であっても、10分も待てば飛行機が飛ぶか降りるかするところが見られるはずだと予想した。
しかし、運航スケジュールというのは、まんべんなく均してあるわけではないらしい。

具体的には、12時30分名古屋行きが離陸してから、13時05分福岡発松山行きが到着するまで1機も見えず、かなり暇であった。
その前はそこそこ過密気味に飛んでいたのに、不思議である。
ひとたび事件が起きれば、緊急発進しなくてはならない新聞社や警察のヘリコプターに対応できるよう、空いている時間を多めにとっているのだろうか。
私が見ていた1.5時間ほどの間に、2機のヘリコプターが空港を利用していた。

そして、地方の空港はジャンボジェットよりプロペラ機の方がたくさん飛んでいることも発見だった。

何度見ても、これが飛ぶのが不思議でならない。

そして、本日訪れたもう一か所が、愛媛新聞の社員食堂「デブ猫ちゃん食堂」。
こちらは、社食なのに市民の方々も利用できるようになっており、たいへんリーズナブルなお値段で、バランスの取れた食事がとれると評判の食堂である。

「小鉢2品+汁物+ごはん(大盛り・中盛り・小盛りから選択可能)+メインディッシュ+カフェドリンク」がセットで、税込み580円。
メインはがっつり、小鉢はヘルシーに。
工夫されたメニューが日替わりで楽しめる。

名前の由来は、愛媛新聞で連載されていた「かなしきデブ猫ちゃん」という創作童話だ。

「吾輩も"ネコ"である。名前なんか、知らない」

という書き出しで始まる、捨て猫出身「マル」のご当地冒険譚らしい。
最新刊では、愛媛を出て兵庫を旅している。
すごいネコだ。

食堂に至るエレベーターの中には、あちこちに「マル」のイラストが貼ってあり「食堂は3階です」「ダイエットは明日から」といった惹句が書かれている。

私がデブ猫ちゃん食堂に滑り込んだのは、13時30分とランチに訪れる人の波が落ち着いた頃だったが、それでも20台近く置かれた全てのテーブルに1〜3人の人が座っていた。
平日の昼間だというのに、大人気だ。

本日のEランチ。

安くて美味しい学生の味方、大学生協食堂を思い出した。

徐々に松山の有名どころを制覇している。

**連続投稿722日目**

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