久しぶりに舌痛症の話をメモしておく

えーと、正確にはいつからだったろう、たぶん、2022年の1月ころからだから、そろそろ2年、舌痛症と付き合っている。
ガムさえ噛んでいれば、痛みは和らぐので、常にガムを噛んでいるヤンキーになり果てている。

しかし、このガム代が、そこそこかかる。
何でもいいなら、安いガムで済ませるのだが、「クロレッツオリジナルミント」しか、ひんやり効果が長続きしないため、そこそこのお値段のモノを買う羽目になり、我が家の主婦となった、定年退職後の夫からクレームが来る。
そんなこと言われてもなあ。

しかし、私としても、この「常にガムを噛んでいる」状態は、対面する人の印象が悪いだろうなと思うので、出来ればやめたいと思ってはいる。
何か、代わりになるものがないだろうかと試していたら、最近、以下の二つに効果を感じている。

①甜茶
②天然塩

甜茶は、花粉症予防に飲んでいたのを再開したところ、舌のひりつきが収まる感じがあった。
花粉症に効くってことは、何らかの粘膜の炎症を抑える効果があるのだろうか。
よくわからん。

天然塩は、そのまま舐めているのだけれど、おいしい上に、舐めている間は痛みが確実に消える。
宮崎で釜焚きされて作られたという、本格的な塩で、めっちゃくちゃうまいが、やはりそれなりに高価だ。
素人予想では、天然のミネラル成分が効いているような気がする。
しかし、これは、塩分摂りすぎにつながりそうで、あまり頻回は使えない。

そこで、①②にやっぱり、クロレッツを組み合わせるしかない。
甜茶の甘み、塩のうまみとしょっぱさ、それにクロレッツの人工的な甘みとひんやり感。
私の口の中は、常にどれかを感じていて、たいへんせわしない感じがする。
何の刺激もない時間が欲しい。
舌の痛みがない、というのは、今思えばとても贅沢なことだったのだなあ。

これから、他にもいろいろ奪われていくのだろうと思うので、今できることを堪能しておこうと思う。
目が見えるっていいな、とか。
腰が伸ばせるっていいな、とか。
きっと、10数年後には、そんなことを思っているのだ。
できる間に、味わい尽くしておかなくちゃ。

**連続投稿677日目**

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