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瀬戸内ミニ船旅

中島は、松山に属する忽那諸島のうち、最も大きな有人島である。
島の大浦港へは、市内の三津浜港からフェリーが出ており、途中で松山観光港・睦月島・野忽那島に寄りながら約1時間の船旅が楽しめる。

中島は毎年、トライアスロンの大会が行われる事で有名らしい。

美しいビーチもあり、夏はさぞ観光客で賑わうのだろう。
しかし今は真冬。
2月の中島はみかんの出荷の最盛期で、農家さんは大忙しだろうけれども、島を訪ねる人は多くない。
そんな中島に、本日、釣りに行くことにした。
何も釣れないかもしれないけれど、未踏の地へロマンを求めて旅をするなら、絶対人がいない時期がいい。
釣れても釣れなくても、誰もいないところへ行ってきた、という満足感がたまらないのだ。

中島へ向かうフェリーは、大きい。
興居島行きは船室も小さく、定員100名に満たなかったが、今乗っている「ななしま」は3階建てで、定員494名、船内には売店もある。

二階客室内の売店
三階のベンチ。海の上は風が強い

客室内では、Wi-Fiも使えるしテレビも放送している。
慣れた人たちは、寝転がれるエリアで横になって休んでいる。
そこにはコンセントもあり、スマホの充電も自由にして良いらしい。
トイレは洋式水洗でウォシュレットまで付いていた。
天国だ!

船が今どこにいるのかがわかるモニタが設置されており、到着の遅れもこのモニタに表示される。
先程、松山観光港に入港する時、数隻のプレジャーボートが進路を阻んでおり、何度警笛を鳴らしても動こうとしなかった。
おそらく、その影響で7分遅れているのだろう。

俄然、船に興味が出てくるのは、こんな時。
あれは個人の釣り船なのか?
船舶免許は比較的簡単に取れると聞くが、ボートは車のようにレンタルできるものなのか?
定期連絡船の進路妨害は罪に問われるのか?
瀬戸内の複雑な海流を知らずに、操船できるのか?

船は今、野忽那を出た。
いよいよ中島だ。

釣果は明日報告しようと思う。
いってきます!

**連続投稿750日目**

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