見出し画像

拝啓、若林様、春日様 愛媛県松山市のライブビューイングの模様をお伝えします

若林さん、春日さん、そしてドームライブを成功に導いたスタッフの皆さま、こんばんは。
昨日は、本当に最高な夜をありがとうございました。
帰宅してから、あの熱気が私の中から全く薄れる気配がなく、逆にどんどんあふれ出してしまい、今日は一日、関係者のTwitterやインスタのアカウントを眺めて過ごしておりました。
本当は、ライブレポートを書こうと思っていたのですが、そちらは公式から素敵な写真付きで発表済みですし、オードリーとずぶずぶのオリコンニュースさんは、水卜麻美アナ、山里亮太さん、そして三人目のオードリー谷口さんのコメントまで掲載してくれるという大サービスぶり、すでに私が書けることがありません。

そこで、「ライブビューイング会場の様子が知りたい」とおっしゃっていた若林さんのリクエストにお応えして、愛媛県松山市(となりは、あの今治市です。最後まで、松山のチケットをリセールに出して、今治に行くべきかどうかで悩んでいました)の会場の様子をお伝えしたいと思います。

まず、受付。
私が会場である「シネマサンシャイン・エミフルMASAKI」に到着したのが17時少し前だったのですが、案内スタッフさんがドームライブの公式グッズであるあの縦じまのユニフォームを着ていたのに、ハートを撃ち抜かれました。
全国どこでもそうだったのでしょうか?
だとしたら素晴らしい配慮だったと思います。
「背番号3を付けた人がいる」というだけで嬉しくなり、これからお祭りが始まるのだというワクワクが止まりませんでした。

入場は、私が1番目でした。
まだ、幕前の曲も流れておらずしんとした座席に、一人また一人とリトルトゥースが入ってきて、静かに着席していきます。
当地の皆さんは、控えめなのです。
いっしょに盛り上がれるかなと、不安になるほど誰の話し声も聞こえず、お行儀が良いお客さんばかりでした。
コートを着込んでいる人はよくわかりませんでしたが、ぱっと見、ユニフォーム、トレーナー、Tシャツ、ロンTを着用している人が4割ほどいた印象です。
ヘアバンドをつけている人は1人も見ませんでしたが、もしかしたら春日さんが装着したタイミングで、こっそりポケットから取り出してつけていたのかもしれません。
私の前の席の方は、全種類のワッペンを貼り付けたユニフォームの下にピンクのトレーナー、首には(あの色はおそらく)藤井青銅タオルを下げており、気合の入ったリスナーであることが伺い知れました。
となりの席のお姉さんは、物静かなOLさんのような感じで、こう言っては何ですが、ラジオで下ネタが流れた時、一体どんな顔で聞いているのだろうかと心配になるような、白系ワンピースにカーディガンの清楚な方でした。

そうこうしているうちに、幕前の曲が流れ始め「よふかしの歌」につづいて、「千の風になって」が流れると、くすくすと笑い声が聞こえて一気に安心しました。
ここにいるのは、正真正銘リトルトゥースです。
ドームのお二人には決して見えることはないのに、ライブグッズを身に付けて映画館に来てしまうような人たちです。
げらげら笑っても、嫌な顔をされたりすることはないでしょう。

そこに、とどめのお二人の前説。
「声を出す練習をしましょうか」
と言われた割には、非常にレスポンスのしにくいワードチョイスで、会場からは半分も応える声が聞こえませんでした。
(が、笑いは起きていました)
「B」とか「P」で始まる単語は、コールアンドレスポンスには向いてないように思います。
ご一考ください。

あったまったところで、いよいよ開演。
星野源さんが作ったテーマ曲「おともだち」に乗って、オープニングアニメが流れると一気に熱を帯びる会場でした。
トウモロコシ畑の若林さんが、何度も「聞こえたよねえ?」と画面に戻ってくるたびに、会場からは「ふふふっ」と笑い声が聞こえます。
となりのお姉さんも笑っています。
ハーレーに乗った春日さんの登場から、92㎞の剛速球で青銅さんの看板をぶち抜き、黒ぶち丸眼鏡をかけるシーンは、不勉強で元ネタがわかりませんでした。
けれど、チーム付け焼刃が、海が割れるように左右に開いて、春日さんが登場するシーンは、大真面目でばかばかしくて思わず笑ってしまいました。
帰宅してから知ったのですが、野球映画だったのですね。
そうか、ドームだから2人とも野球にちなんでいたのか、と後から気づいてちょっと悔しい思いをしました。
予習が足りなかった!

おふたりのトークゾーンは、いつものラジオそのままだったのに、どうして隣に知らない人がいるのか、と不思議な気がしました。
たいていの人はそうだと思いますが、テレビは家族と見ても、ラジオは一人で聞きます。
しかも、深夜ラジオなんて、初めて聞いた中学生の時は「自分以外にこんな夜遅くに起きている人がいるのか?」と、驚きと安堵で軽い興奮を覚えたものです。
その、ひとりの夜の楽しみだったオールナイトニッポンを、ただオードリーが好きだという、その一点しかつながりのない他人とともに、同じ会場で笑いながら聞いている不思議。
となりの清楚なお姉さんも、私が笑うのと同じタイミングで笑っていました。
「あ、これはあの話だ」
が共有できる人たちと、新しい「あの話」を共有できる幸せ。
ライブビューイング会場も、いい雰囲気でおふたりのラジオを楽しめたと思います。

そこからのド派手な、春日ゾーン、若林ゾーンは、周りを気にしている暇がないほど画面に惹きつけられました。

春日さんがゲレンデを買った時から「どこかでこんな目に遭うんじゃないか、でも、今のテレビではコンプライアンス的にここまではできないだろうな」と思っていたことを、まさか東京ドームでやってしまうとは。
さすが、悪ガキです。
昔、お正月特番だったか、たけしさんが嬉しそうに、さんまさんのレンジローバーを傷だらけにしていくシーンがありましたが、あれを思い出しました。
春日さんには申し訳ないけれど、会場中、大笑いでしたよ。
どうか、また水ごりしながら、セルフできれいに洗車なさってください。

ふわちゃんとのプロレスシーンでは、「グレゴリーボム」という技の名前を飯田浩司アナが絶叫するたび笑いが起きていました。
まさか、単なるモラハラ行為が、こうして目の前で固有名詞になって再現されるとは、と感慨深かったです。

続いての若林さんコーナー。
DJのコントローラーを買って家で遊んでいるとラジオで話されていた時には、新しい趣味の話としてしか聞いていなかったので、ドームでDJ WAKAに会えるとは予想もしておらず衝撃でした。
サンプリングされた音声がシモ寄りだったので、となりのお姉さんは困っていらっしゃるようでしたが。

その後、星野さんが登場されてからは、松山のライビュ会場も歌に合わせて、立ち上がって踊りながら手拍子、最高にいい雰囲気だったことをお伝えしておきます。

トロッコでドーム内を一周する場面は、会場からちょっとした嫉妬の炎が上がっていたように感じました。
改めて、自分もあそこにいたかった、と思った瞬間でした。
次は希望した人が全員入れるように、国立競技場3DAYSでお願いしたいです。

そして、本日の振り返りがあった後、圧巻の30分漫才。
センターマイクがせり上がってきたとき、松山でも「おおお」と低くどよめく声が上がっていました。
笑えるシーンでは、誰に遠慮することなく笑い、称賛したい時には拍手を送り、ライビュ会場だからといって、若林さんが心配するような盛り上がりに欠ける展開にはならなかったです。
これも、おそらく二人の前説のおかげでしょう。
松山でも、最高にトゥースな夜を体感することができました。
ありがとうございます。

ビトたけしさん、ニッチローさん、TAIGAさん、ジョーさん、松本明子さん、楽しかったです、ありがとうございました。
スタッフの皆さまも、こんな大がかかりなイベントは、想像できないくらい運営も準備も大変だったことでしょう。
どうもありがとうございました。

以上、簡単にですが、松山ライブビューイング会場の模様をご報告いたしました。
鍛え抜かれた45歳の底力、とくと見せていただきました。
それでは、5年後にまたお目にかかれたら嬉しいです。

**連続投稿751日目**


最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。