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ケニアの七輪で部屋を暖めてみる

あまりにもナイロビが寒い。
ケニアっていうと赤道近くで暑いってイメージがあるだろうけど、ナイロビは標高1800メートルで涼しい。太陽が出ないとむしろ寒い。
んで、イギリスの植民地だったせいか、家のつくりがやたら寒い。イギリスは日本よか寒いので寒さに強いのだろう。
話では、イギリス人は太陽の光で家具がいたむのをきらって、日の入らないような家のつくりにしているってのも聞いたけど。

さておき。
ともかく寒いので、暖房器具がほしいのだけれど、これがなかなか良いのがない。
ガスはプロパンガス。プロパンガスを使用したガスヒーター(ガスストーブ?)を見つけたけど、2万Ksh(2万円)とかしよるし、ガス6kgが60時間程度で消費するらしく、これコスパあんまよくないな、と。
電気のファンヒーターもあるけど、部屋全体をあたためるものではない。
お風呂場をあたためたり、部分的にあたためるので、それなりに役立つけれど。

そんで、炭を使ったものにいきつく。雇っているドライバが炭だ、って言ってたし。
Jikoという。ケニアの七輪。ジコ。
最新のやつは、Jikokoaというらしいが、とりあえず一番安い?のを買ってみた。
450Ksh(450円相当)。
ナイロビは、Valley arcadeというところのスーパーで買った。

スーパーの店員さんは、簡単だよ、って使い方も教えてくれた。
炭も売っていて、5kgで455Ksh(455円相当)。んで、着火剤が500mlで95Ksh(95円相当)。
合計1000Ksh。

買ったら、運びやすいように紐でもつところを作ってくれた。
炭は、廃材を利用したもので、環境にやさしいらしい。
着火剤(画像では黄色い液体の入ったペットボトル)は、モトサワ(moto sawa)という持ち運びできるコンロ用のものらしいが、着火剤としても使える、というもの。とろっとした液体で、すぐに火がつく。

着火剤ちょっとで火がつくっていうので、ちょっとで試してみたけどなかなかつかない。
何回か試してみてようやくついた、という感じ。
たぶん手慣れている人がやったらもっと簡単に火がつくと思う。

話では、この下のところに着火剤をいれてつけるらしいが、やってみたけど、うまくつかないので、もう炭に直接着火剤をつけて火をつけた。
ネットで検索すると、下のところに新聞紙とかいれて、炭に火をつけるらしいけど。

まぁ要するに七輪だよね。日本でいうところの。
鍋をのせて湯をわかす。水蒸気でよりいっそう部屋があったまるような気がする。
炭は安いし。
初期費用も、運用コストも、とても安い。
弱点は、取扱の面倒さと、匂いかな。
しばらくは、このJikoでなんとかナイロビの冬をしのいでいきたいな、と。

もしよろしければサポートいただけたらこれ幸いなりと。