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【読書メモ】世にも奇妙な人体実験の歴史

こんにちは!MOT代表の Katsu です。
大阪でパーソナルトレーニング・ヨガ・整体・鍼灸などを行っています。

【ご挨拶】
 私は、日々勉強(趣味)のために、様々な本を読んでいます。
しかしながら、「あの内容どこに書いてあったかな?」とか忘れてしまったり、「この本おすすめですよ」と紹介するときにうろ覚えだったりと色々困ったことになってきたので読み終えた本を簡単にまとめることにしました。

今回読んだ本は「世にも奇妙な人体実験の歴史」です。

【タイトル】
 英:A Cerebration Of Self-Experimenters 
 著トレヴァー・ノートン 世にも奇妙な人体実験の歴史
 文春文庫 文藝春秋

タイトルがタイトルなだけに、気持ち悪い内容の本かと思いましたが、今までに習ってきた医療の知識と結びついて大変勉強になりました。
医学の歴史を学んでいくにはちょうどいい本で、おもしろおかしく書かれている点もあり読んでいても飽きがきません。

吸玉療法と派手な瀉血を繰り返し、患者に接する態度を洗練させる
発熱には有毒なアンチモン・性病には有毒な水銀・痛み止めにはアヘンという具合だった。

本書から引用(一部改変)

上記のような内容を見るたびに、現代に生まれてよかったとも思いますが、さらに未来から見れば腫瘍を取り除く方法に放射線を使うなども危険だったと言われる時代が来るのかもしれませんね。

本書では医療系国家試験の勉強で散々習った寄生虫・伝染病・放射線・ビタミン過不足・カテーテルなどの歴史がわかります。

そしてどうやって発見までに至ったか、そして研究者がいかに自分を犠牲にして(ここでは人体実験と表現)治療薬の発見に取り組んだのかもわかります。

こういった歴史を知らずに、ワクチンなどの治療薬は悪だと決めつけてしまうのは大変失礼なんじゃないかなと改めて思う一作…。


ー Don't Buy ー

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