CoDにおけるゲームエンジンの話

こんばんは、もちのびのびです。

今日はCoDエンジンについてのお話を自分が理解している範囲で書いていこうと思います。


まず初めに我々はCoDには3種類のエンジンが使用されている事を理解しなければなりません。

コアなCoDファンにはお馴染みとは思いますが、CoDには3つのスタジオがそれぞれ作品を3年のサイクルで生み出しています。

現在は以前にあったスレッジハンマーというスタジオが解体され、Infinyty Ward、Treyarchにそれぞれ吸収されています。


どのエンジンも大元はid Tech3エンジンを元に作られていますが、各スタジオの改良によりそれぞれ独立したエンジンになっています。


ここで湧き上がるのがエンジンが違うと何が違うのかという疑問ですが、我々ユーザーはエンジンの違いをあまりプレイで実感する事は少ないです。


しかしながら、長年プレイしているCoDプレイヤーにとっては

「あれ?なんか前作と感覚違う。」

「前作ではこれが出来たのに...」

「前作とフラグを投げた時の距離感が掴めない。」

といった事があると思います。

これがゲームエンジンの違いによる違和感です。


さて、そこで我々プレイヤーがエンジンとどう向き合わなければならないかという本題に入っていきたいと思います。



まず最初に、先ほども言ったようにゲームエンジンは開発スタジオによって違います。

故に新作に備えるために過去作に行く事は間違いではないのですが、大きなリスクも付きまといます。

そこで我々プレイヤーが注意しなければならないのは同じエンジンを使用している過去作に戻っているのかという点です。


この違いを理解していない、もしくは軽視しているプレイヤーは知らず知らずのうちに自分の技術の中に含まれている魅力や個性が無意識のうちに削がれていってしまっていると私は思います。


それは壁抜きであったり、慣性ジャンプであったり、フラグの使い方であったり、戦闘における様々な場面や細かい技術などがありますが、それらにはそれぞれプレイヤーが培ってきた経験による最善策の技術が使われているのです。

しかし、違うゲームエンジンの場合、それらが通用しない場合もあるのです。

それらをゲーム内物理学などと呼ぶようですが、私は専門分野ではないのでわかりません。

ですが、感度にしろ、ゲーム内視野角にしろ、エイムアシストの強さにしろ、斜めから壁抜きをした際の弾の弾道にしろ、ジャンプの挙動、空中での射撃の弾道、慣性、それらのいわゆるゲーム内物理学を基にした違和感を感じる事象はゲームエンジンによって差が生まれて来ているのは確かです。


よって我々が次回作に備えるためには同じゲームエンジンが使われているか、自分の磨きたい技術、養いたい技術がそのゲームエンジンに適しているのかどうかを鑑みなければならないのです。


仮に次回作のゲームエンジンがまったく新しい刷新された物になったとしても、それらエンジンによる差異の知識があればそれらは次回作でも知恵として活きるのです。


これは与太話で、あくまで個人的な推測ですが、次回作はCall of Duty Infinit WarfareのエンジンであるIW 7.0 Next Genの改良エンジンが使用されると予想します。

もちろん最近のCoD界のニュースにあったスレッジハンマーの解体によってエンジン開発などに携わっていたエンジニアが関わり、以前のIW Techエンジンが改良されるとも限りませんが、開発スタジオがInfinity Wardである以上、IW 7.0 Next Genのエンジンを改良したエンジンが使われる可能性が高いと思われます。

これは余談ですが、Infinit Warfareではゲーム内物理学の刷新や、無重力状態を考慮した物理学を使用していると思われますので、仮に次回作のMWに備えるのであればCoD Ghostsで備えるのが良いのかも知れません。



本記事の要点を纏めると

1:CoDシリーズは開発スタジオがそれぞれ独立している。

2:故にエンジンも差異がある。

3:エンジンに違いがあると細かい技術を考えた時に活きる技術と死ぬ技術がある。

4:次回作に備えるにはそれらを考慮したエンジンを選ぶ必要がある。


この4点で纏められると思います。

本日の記事は以上です。ありがとうございました。

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