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言葉に詰まって上手く話せない...を解決する!!

今回は「言葉に詰まって上手く話せない」というお問合せを3ついただきました。

Q.1:「おはようございます」「ありがとうございます」が言えないときがあります。頭の中ではしっかり言っているつもりでも音が出てきません。

Q.2:「お疲れさまです」「おはようございます」等、「お」で詰まってしまいます。はっきり挨拶を返せない自分に嫌々します。

Q.3:「おはようございます」「お疲れさまです」など、「お」で詰まってしまい、挨拶ができないときがあります。

ご質問ありがとうございます。

ありがとうございますの「あ」、おはようございますの「お」

この母音って、ちゃんと腹圧をかけないと声になりにくいので、けっこう言いにくいんですよね。

とはいえ、「ありがとうございます」「おはようございます」「お疲れさまです」など、言葉がパっと出てこないのは非常に辛いと思いますので、ぜひ日常ですぐに実践できることをお伝えいたします。

言葉に詰まったとき、ぜひチャレンジしてみてくださいね(^-^)/

頑張って声を出そうとしない

「ありがとうございます」「おはようございます」「お疲れさまです」

頑張って声を出そうとすると思いますが、実は頑張って声を出そうとするのが一番の問題です。

頑張って声を出そうとすると、力みますよね。声帯まわりの筋肉もガチガチになります。

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例えば、中身が入っていない歯磨き粉をイメージしてみてください。

ギューッと絞っても、中身がないから何も出てきません。

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これと一緒で、自分の体を歯磨き粉のチューブだと思ってください。

中身がないのに、無理矢理声を出そうとしても声は出てきません。

では中身とは何か?

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それが「息」です。

声は、肺から上がってきた息が声帯を揺らし、その息が鼻腔、口腔、咽頭腔で共鳴して声になります。

無理やり声を出そうとすると、息もあがってこなければ、声帯まわりの筋肉もガチガチになり、声が出なくなります。

最大のポイントは?

なので最大のポイントは息の流れになります。

よく重いものを持つときって息を止めますよね。人間は力むときに息を止めます。

この逆で、力みは大敵。息の流れが止まり声がでません。

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試しに、息を吸いながら声って出せますか?

出せないですよね。

声は息を吐くときに音になります。

だから吐くことを止めずに、言える言葉からちょっとずつ流していくことだ大事です。

具体的には、

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「おはようございます」→「はようございます」

「ありがとうございます」→「りがとうございます」

「おつかれさまです」→「つかれさまです」

と、「お」や「あ」が出てこないなら、無理やり出そうとせず、言える言葉から話すことです。

それでも十分、意味は通じます。決して怠けて言っているわけではないので、ちゃんと挨拶しようとしていることは伝わります。

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「はようございます」のほうが言いやすいという方がいらっしゃいますが、それでいいんです。

決して息を止めずに流していきましょう。

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そして、周りの人は絶対に本人を焦らせないことです。

例え言葉が出てこなくても、急がせたり、煽ったり、絶対にしてはいけいません。余計あせって言葉がでてきません。

笑顔で、にこやかに、言葉が出てくるのをゆっくり待つことが肝心です

ぜひ、動画でも「息の流れ」を確認してみてくださいね(^-^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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