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AI時代の生き方は「『在る』を知る」こと

これからは本格的に、うつ病である自分の今後の人生戦略を考えていきたいと思います。
幸いにして、毎日健康でいられる時間が短いとしても生きていくことができる基盤ができそうな時代になってきたと認識しているのです。

来たるAI時代は独創性がカギ

テクノロジーが作業をサポート

これからの時代、既存の辞書的知識やランディングし始めた行動についてはAIに代表されらようなテクノロジーのサポートが厚くなるため、作業的なことが減ると考えています。
人工知能(AI)やその他のテクノロジーの進化により、多くの業界や日常生活において、作業的なタスクやルーチンワークを自動化し、人間の手を離れさせる方向にむかっていくからです。

AIが持つ情報処理の能力は、既存の辞書的知識を瞬時に検索し、分析することを可能にしています。これにより、我々人間は情報を覚えることに費やす時間を削減することができるでしょう。
さらには、AIとロボティクスの組み合わせによって、製造業から家事に至るまでの物理的な作業も自動化されつつあります。

高度な思考にエネルギーを

では肝心の人間は何をすべきか?
まさにそれら情報をどのように活用するか、高度な思考を必要とするタスク、独創性を生む行動により多くのエネルギーを注ぐことが必要になるではないでしょうか。
単純に体力を要する作業から解放されるわけですから、イチを10にする作業はテクノロジーがやってくれます。
ならばゼロをイチにする仕事こそが人間のすべきことになっていく、と予測しています。

特化と多面的視点

バランス型では価値を生めない

より創造的であるために、個々人は他者よりも特定の才能を磨き能力を特化させる必要があります。
これまでの教育は5教科それぞれで高得点を目指すものでした、しかし、知識を問う勉強すらいずれAIによって必要とされなくなるかもしれません。バランス重視では価値を生むのが厳しいと思います。
むしろこれからは「1点突破」。各々の特異な才能を伸ばすことが各分野で独創的なものが生み出されるのではないでしょうか?

多面的知識へのアクセス

この見解は一定の真実と思いますが、創造性を育むには多角的なアプローチが必要という指摘もあります。個々人が特定の才能や能力を磨き、特化することは、その分野において高いレベルの専門性と創造性を発揮する上で非常に有効です。
異なる分野や視点を探求することは、思考の幅を広げ、交差するアイデアやコンセプトを結びつけることを可能にします。このような「交差的思考」は、独創的な解決策やアイデアを生み出す上で強力な役割を果たします。
実際に、多くの革新的な発明やアイデアは、異なる分野や知識が交差するところから生まれています。

かつて歴史学、考古学の分野では、遺物の年代を特定することは困難でしたが、科学的な「炭素放射性同位体による測定」によって、おおよその年代が分かるようになってきました。

また、創造性を育むには、柔軟性と開放性も重要です。新しいアイデアや異なる視点を受け入れる能力、失敗から学び前進する姿勢、好奇心旺盛で探究心を持つことが、創造的なプロセスにおいては必要不可欠なのです。

「在る」を知る、を育む

特定分野への特化と多角的アプローチは今日矛盾しなくなりました。

先ほど来述べてきたように、テクノロジーはイチを10にしてくれます。
ですから、知識を持たずとも異なる分野や視点を探求する意欲を絶えず持ち、多方面の分野にアクセスしようとさえすればテクノロジーがあとは知識を補ってくれるのです。
多方面の分野にアクセスしようとする柔軟な思考力があれば、異なる知識やアイデアを組み合わせ、新しい視点や解決策を生み出す能力を高めることができます。
要するに、他分野に私たちの独創性を生むヒントが「在る」ことを知っておく、知ろうとすること。この意識を育むことがAI時代の生き方になるのではないか、と私は考えるのです。

おわりに

うつ病にあって、1日に集中できる時間に相当限りがあります。この貴重な時間を無駄にしないために、AIを味方につけた生き方を率先して取り入れることで、将来に光が差し込んでいるように見えるんです。
私はそう感じています。

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