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実例紹介!スズキ レッツ50ccの自動車との接触事故の修理見積もり

以前対応した実例をご紹介させていただきます。

 【スズキのレッツ 50ccのバイク】車と正面からの衝突で、バイクを運転されていた方は車を飛び越えてたそうです。。。

 今回入ってきた車両はパッと見ると損傷もひどくなさそうに見えました。

車両はまだ新しく2021年式です。
少しハンドルを軽くもって敷地内を試乗してみると、力を全然加えていないのに右に右にとハンドルが切れ込んでいきます。

これはステムが曲がっているときの症状です。

また、フロントのカウルはフレームから伸びたステーで止まっているのですが、ここはよく曲がります。
衝突して、運転手が飛ばされるほどの衝撃が加わったのなら、歪みが少なからず出ていると思います。

早速、フロントカウルやフロントタイヤを脱着してみました。

フロントタイヤのドライブシャフトはボルトを緩めても堅いままで、抜ける気配がありません。
少しハンマーで衝撃を与えながらゆっくり抜きます。そして定規でシャフトの曲がりをチェックします。

レーザー機を使用して上から下までのゆがみも同時にチェックをします。
レーザー機はフロントカバー取付部のゆがみもしっかり確認することができます。

事故を起こすといろんな部分が曲がり、歪みが出ますのでフレームをチェックしてから、計測をメインにして各部を見ていきます。

今回のスズキレッツの事案はステム、フレーム修正、フロントホイールベアリング交換、シャフトになりました。修理の概算は4~5万の修理になります。

今回は外装修理以外での修理見積りを算出しました。

今後もさまざまな事例をご紹介していきます。
「もしも」の時のご参考になれば幸いです。

 

また、Moto fixではウェブでの見積りが可能なサービス「Bike ESTimate」をご提供しております。

ぜひお気軽にご利用ください。

 

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