今年も参戦してきました日本酒ゴーアラウンド。

10/1は日本酒の「年度」が始まる日本酒の元日なので、日本酒の日として日本酒で乾杯しようということで、各地でイベントが行われています。

その中でもメジャーなイベントがこの日本酒ゴーアラウンド。

昨年からさらに増えて、札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・姫路・大阪・京都・神戸・岡山・松江・広島・高知・福岡の14都市で開催。こと東京に着目すると、五反田、神田、浜松町、池袋、渋谷恵比寿池尻エリア、新宿、阿佐ヶ谷とこちらも拡大。

全国的な大イベントといってもいいでしょう。

内容としては事前に500円でバッチを購入（当日800円）。各エリアの日本酒ゴーアラウンド参加店舗に行くと、ウェルカム日本酒を飲めます。後は基本500円のお通しをもらって飲みまわるというまさにゴーアラウンドなイベントです。

今回はどの地域からも簡単アクセスな五反田に参加。

○曲宴あぎ×防長鶴(山口)
食べログ：https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13230429/

まずは曲宴あぎさんに入店。今年オープンした五反田の名店和酒バールAGIの２号店です。

※普段卸していないという限定酒も飲めたりします。蔵元さんの心意気に感謝。

振る舞い酒は純米酒。バランスの良い旨み、食中酒で相互に味を引き立てます。

お通しは1000円ですが、納得のクオリティ。ふろふき大根にナスの揚げびたし、ピーマンとジャコ、メロンの白みそ和え、カンパチの刺身。

限定酒も飲んで腰を据えたくなりますが、次の店へ。

○和酒バールAGI×播州一献(兵庫)
食べログ：https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13125670/

※サボテンが始まっている・・・

和酒バールAGIさんもお店として好きだし、播州一献も好きな銘柄。個人的に最強タッグです。

振る舞い酒は純米酒で超辛。振る舞い酒とお通しはセットなのでどこも食中酒メインとなっているようです。

お通しはタパス。店員さん曰く、「愛知県産国産サボテンが入ってます。」とのこと。

愛知県産国産サボテンのパワーワードたるや！！

調べたら確かにある模様。

https://item.rakuten.co.jp/saboten-s/food001/

いや、しかしタパスと日本酒ってちょっと冒険が過ぎないかと思ったところ、抜群に合う。癖がありがちなモツをチリソースとトマトの酸味で爽やかな味わいに。それに播州一献がさらっと流す。

これが真の意味のマリアージュというやつなんでしょう。

僕の人生経験にサボテンを食べるが加わったところで次の店へ。

○桑原商店×AGEO(埼玉)
食べログ：https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13229221/

桑原商店さんはオープンまだ一年たっておりませんが、所謂角打ちができるお店。徹底した日本酒管理、そして豊富な日本酒知識を持った店主で早くも人気店です。

振る舞い酒はなんと純米大吟醸（しかも無濾過生原酒）！！

酒蔵を持たずに日本酒造りと販売を行う「日本酒応援団」さんとパートナーである北西酒造さんが造ったお酒です。

物凄い気合だ…

お通しはポテトサラダにクリームチーズの味噌漬けなど「わかってる」ラインナップ。

すっきりとした味わいながらも芯が通ったAGEO純米大吟醸ともばっちりあいました。

○ほじゃひ×雨後の月(広島)
食べログ：https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13177295/

広島お好み焼きのほじゃひさん。ちなみにほじゃひとは捕邪飛で野球用語で補給されたファールフライです。

蔵元さんは同じく広島の銘酒雨後の月。最強広島タッグといったところでしょうか。

鉄板のライブ感が凄いです。

お通しは勿論広島お好み焼き！！一口サイズでもしっかり卵、焼きそば、キャベツがもりもりで嬉しい。

多めにふられたネギがまた嬉しい。

振る舞い酒は代表銘柄でもある雨後の月特別純米。世界一美味しい市販酒を決める品評会という「SAKE COMPETITION」にて二年連続純米酒部門銀賞受賞したお酒です。

純米大吟醸岡山朝日米を追加注文。なんと1合で800円しないという豪気な価格設定。ありがたいです。

と、ここでタイムアップ。19:00からお店を周り始めましたが、混雑具合も考えると大体4～5店舗あたりが限界ですね。

それでも十分満足いくはしご酒でした。

○まとめ
どの店も混雑していたので認知度がどんどん高まっているように思います。その混雑している中でも、振る舞い酒を注ぐ際に軽く蔵元さんとお話できたりと非常に楽しい時間を過ごせました。

来年はどうなるか今から楽しみです！！！