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地方創生と教育改革。そこに母子教育移住とDAOコミュニティーによるサポートが加わることで完結

先週末、ワークデザインラボ主催イベント「複業という働き方を通じて未来を創る。北栄町の実践例」へ参加。そこで北栄町副町長とのご縁を頂き、ビジネスパートナーの和泉すみれさんと北栄町役場を訪問。北栄町教育委員会教育長や鳥取中央育英高校の教頭をご紹介頂き、地方創生の取り組みや地方の高校が抱える課題についてディスカスさせて頂きました。

キーワードをまとめると以下の通り。

  • 地方における人口減少。それに伴う教育環境の悪化

  • 地方におけるプロ人材不足と都市部における複業熱の高まり

  • 都会(特に首都圏)における教育費高騰。中学受験加熱による毒親問題

  • 核家族/ワンオペの限界。その帰結としての夫婦不仲/仮面夫婦化

  • 家庭、職場に次ぐサードプレイスの普及・定着

これらの課題を一挙に解決する策が「母子教育移住。それを支えるDAOコミュニティー」というビジネスモデル。

発想の起点となったのがFC今治里山高の取り組み。先日、FC今治の謝恩会に出席し、そこで辻学長もご紹介頂きました。

長年続く定員割れで悪化した経営の立て直しと、時代にあった人材の育成を狙った改革として開校。波乱で予測不可能な時代を生きるために必要な、キャプテンシップ(=主体性を持って困難に立ち向かい仲間を巻き込みながら力強く社会を変えていく力)を養う。寮を完備し、第一期生の半分は県外から獲得。

地域の枠に囚われ、偏差値で学校を決める時代は、時代遅れ。リモートワークも発達した現在、子供に最適な教育を施すため、日本全国(更には世界中)から、最もふさわしい学校を選ぶ。

FC今治里山高校(愛媛)や神山まるごと高専(徳島)の様な、独自性と魅力を兼ね備えた地方の学校。そこに両親(あるいはどちらかの親)が生徒と共に移住することで、都会から地方への人口移動が起き、地方創生にも寄与

知り合いが居ない土地での生活立ち上げをサポートするのが、複業人材を中心に組成されたオンラインコミュニティー(DAO)。心のよりどころともなるサードプレイスとして、地方移住者に伴走していく。

そんなサービスを立ち上げたい。

更に、移住の際には、家族全員よりも「母子移住」にこそ、大きなニーズがあるのでは。という話については、別途、詳しく解説します。上述のキーワードで、ほぼネタバレですが(笑)。

一連の話、和泉すみれさんのnoteで詳しく解説されていますので、ご興味ある方はご一読ください。

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