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郷にいっては郷に従え

おはようございます。実はダチョウの脳みそは40gしかなくて、記憶するという機能が欠如していると知り、ちょっと親近感を覚えたmotomです。
#妻からはダチョウとどっこいとの評価
#ポケモンのヤドンとも同等

さて今日は、自分が何か未知の領域に飛び込んだした時に、知っておいた方が良い心構えについてお話ししたいと思います。

▼型無しと型破り

転職や引越しなど異国の地で新たな活動をする際に、その土地その土地で色々な習慣や文化があります。

商習慣から生活習慣まで、この狭い日本でも様々な有り様で、その新しい文化や習慣に触れた時、違和感や嫌悪感など負の感情を持った経験ってないでしょうか?

最近、全国津々浦々でホテル運営をされているお客様から聞いた話で分かりやすい例があったのですが、
東京から沖縄に転勤になったスタッフの多くが、文化に馴染めず戻ってきちゃうんだそうで。

それがウチナータイムという文化らしいです。
僕は実際に体験したことはないのですが、どうも時間感覚がゆーーっくりらしく、例えば会議や宴会なども定刻通りに全員揃って始まることは稀なんだそう。
#詳しくは以下記事参照

東京から移住する人は東京での物差しで測ってしまう為、「時間を守らないとは何事だーー!」と沖縄現地のスタッフや業者さんと揉めちゃうんですって。

でも向こうからしたら、「いやいや、こっちはいつもこの調子で生活してるんだからあなたが合わさんかい!」
となる。

僕は東京感覚で日常過ごしているので、移住した方の言い分もすんごい理解できるんですが、
ここからが今日のポイントで、

もし変革を起こすにしても、先ずは現地の「型」を知ってから崩すやり方の方が、結果近道じゃね?という事です。

どんな事にも「型」というのは存在していて、野球で言えばバットの振り方、営業で言えばトークスキルなど、最終形態こそ独特な形になっているにせよ、

最初から我流で行うと大概失敗し、それを「型無し」と言います。今回の沖縄移住で起こったトラブルの原因はコレだと思います。

逆にキチンと型を守り鍛錬を積みながら、ゆくゆく自分に合った最適の形に変えていく事を「型破り」と言い、他に「守破離」とも言われたります。

ついつい自分の過去の成功体験やプライドから違和感や嫌悪感を感じ、その習慣や行動を否定したくなる事ってありませんか?
少なくとも僕はあるし、型無しで突っ走ったこともあります。

ですが初めから否定し我流で進めて上手くいった試しは全くありません。結局型の基本に戻ってくるんです。

▼まずは郷にいっては郷に従え

何事も変化は大事です。ずーっと変わらない事は退化と同義です。
とわいえ何故その習慣・一連の動作・成功方法が良しとされているのかも習得しないまま否定し、
我流に向かうのは自分への傲慢に他ならない行為だと失敗から気付かされました。

現地の人は、既に何人も何人も失敗する姿を見てきているんです。

バットの振り方を最初から我流でやって身体を壊す姿を見てきているんです。

郷にいっては郷に従え。

その世界では自分は無知だという事を秒速で自覚し、音速で習得し、常に最適に改良する思考と実験を怠続ける事がとても大事なんだなと思います。

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