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知識と知恵

おはようございます。今日の夕飯に炊き込みご飯を作ろうと思ったけど、最近気温も高くなってきてるし作り置きは食中毒怖いよねと思って作るの諦めたmotomです。
#で?

さて今日は知識と知恵の違いについてなるほどーと思ったので書き留めたいと思います。結論は無知は罪であるという方向に進みそうです。

▼知識と知恵の違い

何となく漢字も響きも似たり寄ったりなので同義に聴こえがちなこの二つの言葉ですが、深ぼってみると全く違う意味であることが分かると同時に、区別することで深い学びになるなと思いました。
辞書によると
知識:知ること・認識理解すること
知恵: 現実の様々な現象を識別し、それを統合して理解すること

とあり、知恵についてもう少し噛み砕くと
得た知識をいつでも引き出せる状態であること。知識があった上で知恵が身につく。

と僕は捉えています。
例えるならカレーのレシピを知っているからカレーが作れるということ。レシピ知らなかったら作れませんもんね。

とすると僕達の行動は全て知識を得ることから始まり、それがやがて知恵に変わると。
さて僕らは学生時代から大人になるまで、掛け算から成功の哲学まで本当に多くの知識を得ているはずなのに、何故かその知識を活かせてない場面て多く見かけませんか?
ご多分に漏れず僕がそうだからです。何故でしょう。

▼知識と知恵の間には

結論から言うと、おそらく知識と知恵の間には知識のアウトプットという工程が存在し、知識→知識のアウトプット→知恵 という流れで知恵と化していくんだと思います。
しかも知識とアウトプットの工程は何回か繰り返して初めて知恵になる場合がある。

掛け算の九九なんかは皆さん身に覚えがあると思いますが、小学生時代何度も何度も何度も声に出して・書き出して覚えようとしませんでしたか?
僕は七の段と九の段が中々覚えられませんでした。

ですが今はどうでしょう、多くの方が日常的に使いこなせていると思います。
10円の商品を3つ買ったら10×3で30円だなといった具合に。
この状態が知恵化しているということです。

つまり知識は人間の特性上忘れるという壁を乗り越えて定着させる必要があり定着するには反復が必要で、それを経て初めて知恵化することができるということ。

▼知恵は大きな差別化ポイント

書いててふとこの結論に至りましたが、知恵は最大の武器になるなーと思いました。

実際の現場ではあらゆる事を瞬時に判断して実行しなければならないので、掛け算の九九の様に体系化されていなければ使えない。要するに現場で必要なのは知識ではなく知恵であると。
これは凄く納得しました。

僕もマーケティングのフレームワークとか本とかで知識としては得てるけど、現場レベルで使いこなせているかといえば、正直まだまだその域に達していません。

知識から知恵に至るまでは時間と労力が必要なんですね。
日々新しい情報や技術が生まれる中で、それをいち早く取り入れることで知識が知恵に変わり他者と差別化を図れる様になる反面、
知識すら取り入れる努力もしない人・企業は淘汰されていってしまう危機感を僕らは持った方が良さそうです。

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