平成最後のTIF

筆者はアイドルヲタクである。
大学生の頃に友人からAKB48を勧められてそれから約9年程アイドルヲタクである。
今回は平成最後のTIFに行ってきた感想でも書いていこうかなと思います。

まずTIFとは何ぞやと思う方もいると思うので簡単にTIFの紹介を
TIF➡TOKYO IDOL FESTIVALの略称で毎年8月の一週目の金土日の三日間お台場で行われているアイドルフェスです。

特に今年のTIFは色んな意味で熱かった!
解散を表明しているPASSPO☆やベイビーレイズJAPAN、ベボガ!、バニラビーンズが最後のTIFという事もありエモさが満点であった。
PASSPO☆に関してはTIF2010からの皆勤賞であり、解散が惜しまれる。
振付師である竹中先生仕込みのダンスをしっかりと焼き付けてきた。
そしてベボガ!も3日目のスマイルガーデンでは熱いパフォーマンスを見せてくれた。
ぺろりん先生のファンを虜にする動きであったり、葉月梨花の長身を生かしたダンス、水沢心愛のアイドル性、水戸しのぶの力強い歌声、最年少の三浜ありさのヲタを煽る動き、これらが合わさってベボガ!の魅力がより引き立つステージであった。
バニラビーンズも灼熱のお台場をレナ、リサの二人の歌声で落ち着かせたような気がする。バニビの二人のしっとりとした歌声がより心に染み、ファンも聞き入っていた。
そしてベビレは今年のTIFのハイライトであった。
毎年ヲタの心を揺さぶるライブを見せてくれる彼女達であるが、スマイルガーデンを埋め尽くした虎ガー(ベビレのファンの総称)達を盛り上げてくれた。
やはりTIFは『夜明けBrand New Days』は毎年TIFのハイライトであるが、それも今年で見納めかと思うと寂しさがあった。
来年以降もどこかのグループでこの曲に匹敵する曲が生まれる事を願うばかりである。
今年のTIFは平成最後であり、解散するアイドルも多かった事からエモーショナルなTIFであったと思う。
来年と再来年のTIFは東京五輪関係でもしかしてTIFは開催しないのでは?という噂もあるが、外国人も多数訪れるTIFというコンテンツを残すべき方向で動いてほしいなと感じた夏であった。

これからのTIFに求める事

筆者は2012年からTIFに参戦しているのだが、今年のTIFは心配な部分も結構あった。
TIF自体は楽しいしライブも楽しいのだが、問題はその運営方式である。
初期のTIFと今のTIFでは規模が違うので参考にならないかもしれないが、TIFの運営は強引な部分が増えすぎてきたように思える。
具体的には【BONDS】と呼ばれるセキュリティである。
BONDSは暴れるヲタだったり迷惑行為をするヲタを取り締まるいわばクラブの用心棒的な感じなのだが、彼らはアイドル文化を少し理解して頂きたいと思った。
もちろん危険行為である事やTIFで禁止されているリフトやサイリウムを投げる行為などは注意してほしいのだが、曲中でサークルを作ったり振りコピしているだけで注意されている人を多数見た。
サークル作ったりするのは普段のライブハウスでは普通の行為だし、アイドル現場であれば振りコピする人も多数いるわけである。
それらを実力行使で(BONDSは格闘技集団でもある)来るのであればヲタとしてはいい気分はしない。
筆者の記憶では2016年あたりから規制がより一層厳しくなった印象があるが彼らにはアイドル文化を勉強してほしいな~なんと思ったり。
彼らが鋭い眼光でしかも注意の仕方も結構強引な場面を何度も見てるので昔のゆったりとして伸び伸びとしていたTIFが懐かしいなと思ってしまった。
TIFの運営はもう少しヲタクの事を知ってほしい、アイドル現場をきちんと見てほしいなと感じた夏でもあった。

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