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21.そして一人旅が始まる ーインド編2~刺激的な日々

みどりと別れて颯太と二人
ラクダフェスが開かれているので、
デリーの西、砂漠の街ラジャスタン州のプシュカルへ。

昔の宮殿や砦が有るからか、デリーとは全く印象が違う。
人々が着ている洋服も小さな鏡を多用したオシャレなデザイン。

プシュカル 衣装

ラクダフェスは物凄い数のラクダが砂漠に集まっていて
毛をオシャレに刈ってあったり、綺麗な衣装着けていたり
取り敢えず圧巻でした!

ラクダフェスタ

遊園地があったりして盛り上がっていて、
見世物小屋が有って、試しに入ってみたけど
結構な衝撃でした。。

そして2人で世界遺産にも登録されたアジャンタの石窟寺院を目指して
南下していくのだが、完全ビーガン・レストランしかなくて
何処に入っても激マズの街や
(タンドリチキン位はどの町でも見かけたのに、本当に一切
肉が無かった)
インドの現地の人しか行かない聖地
(といっても小さな祠的なもの、でよく分からなかったけど
現地の人は沢山お参りに来てた。)
という感じでアジャンタまでの道中は、僕達には特に観る所も無かった。

それ故か?日本人が珍しいらしく乗り合いバスとかに乗ると
こっちを「じー」と見てくる。
僕らが視線に気が付いて、彼らと目が合っても全く逸らさない。。
睨んでいる訳でもなく、ただ「じー」と見られていて落ち着かなかった。

余りの視線の多さから、動物園に居る動物も
きっとこんな感じでずっと観られていて落ち着かないよなぁ、と
動物たちに同情した。

そして、とうとうアジャンタの石窟寺院に着く。
外からでは全く見えないが
川沿いの断崖の岩をくり抜いて作られた仏教寺院は
堀った人達の労力、かかった時間、そのパッションを考えると
あまりの壮大さに感動した。

アジャンタ石窟寺院

そして、アジャンタの石窟寺院から帰る途中
颯太と2人、ロバか馬に曳かれた馬車から見た
地平線に沈む夕日が、驚くほど大きくて綺麗なオレンジ色だったのを
未だに覚えてます。

仏教が生まれたインドで初めて感じた
仏教の香りでした。

アジャンタ石窟寺院




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