Wadaiko

大学を休学して1年かけて世界を周り、旅にハマる。  海外に住むという夢を叶えるべく、 …

Wadaiko

大学を休学して1年かけて世界を周り、旅にハマる。  海外に住むという夢を叶えるべく、 鍼灸学校卒業後オーストラリアのパースに渡り、  現在はシドニーで鍼灸のクリニックを2店舗14年経営している。

マガジン

  • トランスミッションⅠ

    • 102,948本

    参加者650名、フォロワ数1500名、100,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 25,252本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

最近の記事

26.そして一人旅が始まる ーペルー編3~驚く結末。

無事、高山病も克服しマチュピチュを体験した後は 元々の目的のチチカカ湖の太陽の島で開かれる、という 日食のパーティーに。 チチカカ湖にある太陽の島と月の島。 名前からして、ステキな感じのする場所で 太陽の島はインカ帝国発祥の地と言われている場所。 否が応でも期待は高まる。 しかし、チチカカ湖に到着して太陽の島があるボリビ側に行っても 街にはポスターはおろか、パーティーに参加しそうな人の影も 全く見当たらない。。 たった一枚のフライヤーを信じてペルーまで来てしまったが こ

    • 25.そして一人旅が始まる ーペルー編2~冒険の日々。

      1週間程でイギリスを離れ、無事ペルーの首都リマに着く。 以前から「南米は危ない」と聞いていてビビッていたが、 首都リマも今までの所では感じた事ないピリッとした空気感。 当時ペルーはフジモリ大統領という日系の大統領で 1年前の1997年には、首都リマで日本大使公邸人質事件が起き 反日感情も高まっている時期でもあった。 リマでは、あんまりリラックス出来なかったので 早々にリマを離れ、ナスカに地上絵を見に行く事に。 イメージと全く違って陸地からは全く見えない。 小型セスナに乗

      • 24.そして一人旅が始まる ーペルー編1~旅は終わり、また始まる。

        インドのゴアで旅の目的に出会った僕は、2ヵ月滞在したゴアを そろそろ離れる時が近づいてる、と感じていた。 あまりに楽しくステキな場所だったが、 クリスマス、ニューイヤーと過ごした ゴアのハイシーズンも終わり、一緒に遊んでいた人達も 徐々に次の目的地を目指して旅立っていき いつの間にか、古株の滞在者になってきていた。 中々決断するのに勇気が必要だったが、ゴアで会ったドイツのDJが ペルーで皆既日食のイベントをする、と言うので 良い機会と思い、ゴアを出る覚悟を決めた。 2ヵ

        • 23.そして一人旅が始まる ーインド編4~本当の旅の目的に

          颯太とゴアで別れて、また一人になった。 今まで、16か国旅して色んな場所を巡ってきて 初めて気に入って、ここに居たいと感じた場所がゴアだった。 世界の色んな場所に行って、世界遺産をみたりダイビングしたり 川下りしたり、さまざまな事をしてきたけど 海しかない、このゴアでは特に観光するところもなく ただ、毎日の生活の日常を楽しんでいた。 朝、起きて散歩して美味しいイタリアンでブランチを食べ バイクに乗って潮風を感じながらドライブして海を眺め 友達に家に行って語り 夜は色んな場

        26.そして一人旅が始まる ーペルー編3~驚く結末。

        • 25.そして一人旅が始まる ーペルー編2~冒険の日々。

        • 24.そして一人旅が始まる ーペルー編1~旅は終わり、また始まる。

        • 23.そして一人旅が始まる ーインド編4~本当の旅の目的に

        マガジン

        • トランスミッションⅠ
          102,948本
        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          25,252本

        記事

          22.そして一人旅が始まる ーインド編3~別れと新しい始まり

          アジャンタ石窟寺院を後にして、颯太と二人 大都市のムンバイに向かう。(当時はボンベイと言っていた。) ムンバイはインド4大都市(デリー、コルカタ、チェンナイ、ムンバイ) の一つで 驚くほど街は大きく、人の数はデリーと匹敵する規模で インドという大陸に居る人口の多さに唖然とする。 西洋人に人気で有名なカフェ Mondegarでご飯を食べたら 人の多さと排気ガスの凄さにめげて そうそうにムンバイを離れる事にする。 ムンバイを離れて向かった次の目的地は、60年代にヒッピーの聖

          22.そして一人旅が始まる ーインド編3~別れと新しい始まり

          21.そして一人旅が始まる ーインド編2~刺激的な日々

          みどりと別れて颯太と二人 ラクダフェスが開かれているので、 デリーの西、砂漠の街ラジャスタン州のプシュカルへ。 昔の宮殿や砦が有るからか、デリーとは全く印象が違う。 人々が着ている洋服も小さな鏡を多用したオシャレなデザイン。 ラクダフェスは物凄い数のラクダが砂漠に集まっていて 毛をオシャレに刈ってあったり、綺麗な衣装着けていたり 取り敢えず圧巻でした! 遊園地があったりして盛り上がっていて、 見世物小屋が有って、試しに入ってみたけど 結構な衝撃でした。。 そして2人で

          21.そして一人旅が始まる ーインド編2~刺激的な日々

          20.そして一人旅が始まる ーインド編1~新しい旅の始まり

          フンザの壮大な山の中で颯太と、みどりと のんびりした時間を過ごす中で 少しづつ自分を取り戻していった。 フンザは秋の気配が濃くなってきて、大分寒くなってきたので 3人で一緒に下山してパキスタンを出てインドに向かう事になった。 今まで色々な国境を陸路で越えてきたのだが、パキスタンをインドの 国境は特別驚くものだった。 パキスタンのラホールからインドのアムリトサルに向かう。 地図で見ると単なる線にしか見えない国境も 実際に通ってみると様々で インドとパキスタンは色々あって仲が

          20.そして一人旅が始まる ーインド編1~新しい旅の始まり

          19.そして一人旅が始まる ーパキスタン編2~感動の再会

          イスラマバードの日本人宿で仲良くなった雄二さんと一緒に 風光明媚な山の街、フンザに向かう。 長距離バスに揺られて22時間。 たいして整備されてない道をガタゴトガタゴト。 バス中で一泊しながら山に向かう。 次の日の昼過ぎに無事にフンザに到着。 そんなに大きな街ではなく 宿の数も限られてたので、ダメもとで 片っ端からホテルに出向き泊まっている人の名前を見せて貰うと なんと2件目のホテルで颯太の名前を3日前に発見! 聞くと、まだホテルに滞在しているとの事。 小さな街なので、こ

          19.そして一人旅が始まる ーパキスタン編2~感動の再会

          18.そして一人旅が始まる ーパキスタン編1~僅かな希望の光

          ボンカレーと日本のお米で涙腺崩壊し精神的に追い詰められてる自分に 気が付いて本気でこの後どうしようか?考えた。 このまま旅を続けて大丈夫なのだろうか? 楽しめるのだろうか?とか 今、ここで旅を止めて何が残るのだろうか?とか このまま負け犬のまま、何も掴まずに帰国して何の意味があるだろうか? 正解が無いので悶々としてしまう。 もう失うものが無いから、当時内戦状態だったパキスタンの北 アフガニスタンに行ってギリギリの体験したら 何かに気が付き成長するのだろうか?とも考えた。

          18.そして一人旅が始まる ーパキスタン編1~僅かな希望の光

          17.そして一人旅が始まる ーイラン編4~必死で脱出

          心が折れて日本に帰るにしろ、旅を続けるにしろ パキスタンに行ってトラベラーズチェックを再発行して貰わないと 話が先に進まないので 最短時間でイランを回る事にして イスファハンからマシュハドにあるイマーム・レザー廟へ 深夜のバスでホテル代を浮かして向かう。 イマーム・レザー廟はイスラム教シーア派の聖地で 訪れる人達の熱気が凄い。 イマーム・レザーのお墓に縋り付いて 泣きながらお参りしている人達を見ると イスラム教徒でない自分でも感動する。 そして、次の日はバスを乗り継いて

          17.そして一人旅が始まる ーイラン編4~必死で脱出

          16.そして一人旅が始まる ーイラン編3~本当の地獄の始まり

          捕まえたバスに乗ったら、15分位でイスファハンの メインの場所に着いた。 昨夜の真夜中の長時間のドライブが嘘の様に街にあっけなく着いた。 取り敢えず最初の目的地だったホテルにチェックイン。 まずは、石鹸を買いに行って土まみれの体を洗う。 全く寝てないので眠りにつこうとするが、アドレナリンが出過ぎているのか 興奮していて眠れない。 街にでて文房具とノートを買って、 今の心境を紙に書いて気持ちを整理する。 自分でも意外だったけど、今の状態を記録に残そうと 街の写真館に行っ

          16.そして一人旅が始まる ーイラン編3~本当の地獄の始まり

          15.そして一人旅が始まる ーイラン編2~ゼロからの始まり

          深夜の森の中、しがみついていた車がスピードを出したら あっさり吹っ飛ばされて地面に叩きつけられる。 ぽつん、と一人暗闇に置き去り。 車から振り落とされた時に打った手がジンジンする。 この時、自分がどう反応したのか?自分でも驚きだけど まず1番に出てきた感情は「怒り」だった。 「ふざけんじゃねー!!」と大声で暗闇の中怒鳴っていた。 そうとうアドレナリンが出ていたんだと思う。 我に返って、まずは身に付けていたポーチの中に パスポートと現金US$200、トラベラーズ・チエック

          15.そして一人旅が始まる ーイラン編2~ゼロからの始まり

          14.そして一人旅が始まる ーイラン編~奈落の底に

          何とか無事トルコとイランの国境の街にドゥバヤジットに辿り着く。 イスタンブールとは違って東部トルコはクルド人との問題があるせいか 大分荒廃した感じが有って少し怖く 実際に緊迫している場所なんだな、と感じた。 イランに入国してみたら幾つか驚く事があった。 まず、アメリカに敵対している事が至る所で目に付く。 「アメリカを倒せ!」だの「アメリカは敵だ!」と言った絵を よく目にした。 なので英語が話せる人が少なくて基本ペルシャ語だったから 会話は大変だった。 また当時のイランは厳

          14.そして一人旅が始まる ーイラン編~奈落の底に

          13.そして一人旅が始まる ートルコ編2~失意の果てに

          東ヨーロッパの旅を終えて彼女に会う為に トルコへ戻ろうと約束の3日前に最終確認の 国際電話をかけると、彼女の声が暗い。 嫌な予感がしたら、案の定 父親に、彼女が僕に会いにトルコに行く事がバレて怒られ 旅行が中止になった、との報告。 かなり楽しみにしていたので、落胆が大きく失意のまま イスタンブールに戻る。 トルコは世界三大料理の一つとも言われていて 僕が旅してきた中近東の中では、料理のバラエティーが 一番多かった。ガラタ橋で食べたサバサンドやアップルティーが とても美味

          13.そして一人旅が始まる ートルコ編2~失意の果てに

          12.そして一人旅が始まる ーハンガリー、ルーマニア編~新しい出会い

          ポーランドでの目的を果たして、ポーランドを離れ スロバキアを素通りして、 ハンガリーのブダペストのヘレナハウスへ再び戻る。 そこで一人のカメラマンに出会う。 彼は春田さんと言ってカメラマンとして ルーマニアを取材していて何遍も来ていて 詳しかった。 僕もカメラマン目指していたので 彼とは話があった。 カメラを取れられて写真撮る気無くしてたから 一緒にブダペストの蚤の市に行って 昔のカメラでミラーレスで ピントも感覚で合わせるようなタイプの物を購入して また写真を撮り始め

          12.そして一人旅が始まる ーハンガリー、ルーマニア編~新しい出会い

          11.そして一人旅が始まる ーチェコ、ポーランド編~初めて物を盗られる。。

          電車で辿り着いたチェコの首都プラハも綺麗な街だった。 街の真ん中にはモルダウ川が流れ その川に架かる石橋も重厚で歴史を感じさせ趣があった。 プラハと言っても「プラハの春」位しか知らない自分にとって 「変身」を書いたカフカの家が有ったり プラハ城に佇む聖ヴィート大聖堂には、 ミュシャの手がけたステンドグラスがあり これも驚くほど美しかった。 プラハにある天文時計も見ごたえが有り なんと1410年に設置されたのだとか。。 何と600年以上前。 まったく知らなかったけど 観る

          11.そして一人旅が始まる ーチェコ、ポーランド編~初めて物を盗られる。。