見出し画像

ソフトウェアエンジニアとしての喜びと楽しさ

こんにちは。ソフトウェアエンジニアのもってぃです。

つい先日、こんな発言をしてしまいました。なんとなくこの発言に深堀りしたくなったので、ここで文字に起こしながら自己分析したいと思います。完全に自分語りなので、タイトル詐欺になってますねmm

今、どんなことにやりがいを感じているか

  • 技術的な課題感の大きなものに取り組んでいるとき

  • プロダクトや事業、社会に貢献できていると感じるとき

たぶんこの辺りだと思う。
1つ目は、ソフトウェアエンジニアとして、抽象度の高い問題の解決策を探るとき、複雑に絡み合った課題を解きほぐしながら段取りを決めて推進するとき。この単純な狭義の技術力だけじゃ解決できないようなものに取り組むのは自分の得意領域でもあるので。こういったものばっかりやってると結構疲れるけど、ちゃんと完了させられたときの達成感はすごく大きなものになります。
2つ目は、自分がソフトウェアエンジニアとしてアウトカムを出せていると実感できているとき。おそらく実際にできているかどうかよりも、自分がそう感じられているかどうか。自分が、あるいは自分が生み出したものが、誰かのためになっているというのが自分にとっても嬉しかったというのが、そもそもの自分のソフトウェアエンジニアになった理由でもあります。

本当に楽しさを感じていないとしたら、達成感や喜びでは楽しさにはつながっていないということがわかりました。

ソフトウェアエンジニアのキャリアの中で楽しいと思った時はこれまでにあったか

あった。
あれはこのキャリアを歩き始めて3年目~6年目くらいの頃で、とあるミドルウェアを開発していたとき。

楽しかったプロジェクトの特徴

一つのバージョンごとの開発がプロジェクトとして立ち上がって、プロジェクトは1年くらいの期間で行っていた。ちょっと当時の特徴を洗い出せるだけ洗い出してみる。

  • かなり固い製品の開発。

  • 開発チームはエンジニアだけで20人くらい。

  • エンジニア以外だと、企画系のチーム、マニュアル開発のチーム、QA

  • 自分はとあるコンポーネントのサブリーダー。コンポーネント内のメンバーは5人くらいか。新人もいた。

  • そういえば、途中からサポートエンジニアも兼務してた

  • ウォーターフォールだけど、手戻りの手間を気にせずかなり途中でも大胆な仕様変更とかやっていた。今思うとメンバーのメンタルがアジャイルだった。

  • 当時の上司はこれまで出会ったソフトウェアエンジニアの中で一番尊敬している人。マネージャとしてもそうかもしれない。

  • テストもめっちゃやってた。自動化めっちゃした。

  • いま思うと単純なコーディング力や、ソフトウェアレイヤーの設計力はこのときが一番あった気がする。一番コード書いてた時期。ちなみにJava。

楽しさを覚えたポイントは

ちょっとチープな言葉になっちゃうけど、全員で開発している感覚があった。全員が前を向いて全力で向き合っている感じです。コンポーネント間でコンフリクトは起こすこともあったけど、思い返すと、手法とかプロセスとかこだわってなかったな。
残業とかは結構やってたし、辛かったこともたくさんあった。忙しかった気がするけど、遊びや余白も多かったんですよね。傍らで別の好きな開発もしてたくらいの余裕がありました。どうやって時間捻出してたのか今思うと不思議だ。
自分より技術力がある人もたくさんいて、一方で後輩には色々教えながら、学びも多かった気がします。

一旦まとめると、この辺りかな。

  • チームの一体感。一体感はたぶん、仲良くやってるとかじゃなくて、プロダクトや成功に対して全力で向き合っている感覚があるか

  • 学びの多さ。自分の成長が感じられるか

  • 一番コードを書いていた

ただ、もう一つ思ったのは、もしかしたら過去にならないと楽しかったという感覚を自分がもたないタイプなのかもしれない。美化することによって、あーあの頃は楽しかったなあっていう。それだとしたら、ちょっと辛さがある。

楽しさを覚えたポイントは今はどうか

チームの一体感。一体感はたぶん、仲良くやってるとかじゃなくて、プロダクトや成功に対して全力で向き合っている感覚があるか

全体としての一体感はあまり感じられていないかもしれないです。あー、、、というかこれが、今の楽しさを感じられていないことに対する答えかもしれないと思ってきました。
自分のことは完全に棚上げしてするけど、なんかチーム内でも周りを気にしすぎている気がします。形振り構わずやっていく、みたいな感覚はないかも。

ただ、割と最近のnoteの中で、こんなことを言っていますね。

部署間の壁をまったく感じず、一緒に同じ方向を向いて働けている

これが嘘だったとかではなく、
一番楽しかった時期 >>> 今 >>> 転職直前の状況
なんだと思います。もっとやれるだろ!という感じ。


学びの多さ。自分の成長が感じられるか

今も、学びは多い気がします。ただ、学ぼうとして学んでる感覚があるかも。自分の成長はどうだろうか。あるようでないかもしれない、というのが一番自分の感覚に近いかも。まだこれまでの経験を切り貼りして、環境やビジネスモデルが異なる環境でなんとか貢献している感じが強い。

一番コードを書いていた

たしかに今はプロダクトのコードはほとんど書けていません。業務中に書いているのは周辺ツールくらい。確かにコードを書く行為は好き。日中は全部会議で疲れたとしても、夜にコード書けると疲れもとれてリフレッシュできるくらいには好き。
たぶん、コードを書くのは楽しい。ただ業務でそれを求めているかと言われるとちょっと違和感がある。なんだろう言語化は難しい。今のプロダクト開発で自分がコードをバリバリ書くのが良いとも思えない。もっとやることあるだろって気がしてくる。ただ、ここに自己矛盾がある可能性がある。けどたぶんこの違和感は大切にしなきゃいけないポイントだとも思う。

自分にとって楽しさを感じるポイントは

ちょっとだけ話をずらすんですが、ソフトウェアエンジニアとしての業務の中で障害対応って結構好きなんですよね。緊張感も危機感もあるし、早く何とかしなきゃいけない焦りもあるんですけど、全員で全力を出している状況。そこ詳しくないから…なんて言う余裕もなく調べなきゃいけない状況。仕様にも技術的にも一番深堀りするので学びも大きい。対応中にこれを言ったら怒られるとは思いますが、お祭りみたいにでワイワイやってる感覚。非日常。

やっぱりこのポイントは大きく外してはいないような気がします。

  • チームの一体感。一体感はたぶん、仲良くやってるとかじゃなくて、プロダクトや成功に対して全力で向き合っている感覚があるか

  • 学びの多さ。自分の成長が感じられるか

  • 一番コードを書いていた

おわりに

ある程度仮説まで出せたので、これからの業務の中で確認していけたらと思っています。

コードは書いてみればいいし、自分の成長に関しては、もうちょっと自分に向き合わないといけない気はしますが、やりようがありそうな気がします。

一人でやりようがないのでこれが一番難しいんですけど、これがより正解に近い感覚があるので、なにかアプローチしたいなって思いました。

チームの一体感。一体感はたぶん、仲良くやってるとかじゃなくて、プロダクトや成功に対して全力で向き合っている感覚があるか

でもちょっとまた自分に向き合えたので良いとしましょう。おわり。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?