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白内障についての手術体験や感想をざっくりと語ってみよう

はじめに

目の手術って局部麻酔だったりするし見えますし目を開いたままですし分かっていてもなんだか怖いですよね。

私も怖かったですし不安も多く闇雲にネットで情報を収集したりしました。

そのお返しとして自分の体験談や感想も誰かが求める情報のひとつとしてネット上に記しとこうとリハビリも兼ねて記事を書いてみました。


白内障について

30代で網膜剥離を発症した時に白内障には遅かれ早かれ必ずなりますよって言われてたので覚悟してたのですが40代で白内障を発症しました。

発症してから年々視力が悪くなり眼鏡を変えてもすぐに見えなくなって4年目にもうこれ以上は無理だなって思ったので思い切って手術することにしました。

眼内レンズや費用について

眼内レンズは多焦点レンズと単焦点レンズがあるのですが私は保険適用ができる両眼ともに単焦点レンズで近くの50cm合わせにしました。
レンズの焦点を遠くにするか近くにするかは大事な問題なのでよく考えた方がよいです。
私の場合は強度近視もあったので近視を軽くするということで近く合わせにしたので術後に違和感がなくてよかったです。
遠く合わせだとPCやスマホを見る時に老眼鏡が必要になるし、近く合わせだと車の運転をする時に眼鏡が必要になります。
名前の通り単焦点とはひとつに視点を合わせるので人によっては生活上で眼鏡が必要になります。
多焦点レンズだと遠くも近くも合わせられるレンズなので便利なのですが保険適用外のレンズも多く高額でして両眼だと費用が3桁は軽く超えてくるので、その人の生活にあったレンズを選ぶ方がよいと思います。

私の場合、手術費用は保険3割負担で5万弱で両眼で10万円でした。
保険1割負担の方なら同じ手術内容で両眼で4万もかからないようです。
ちなみに白内障手術をする年代が一番多いのは70〜75歳あたりなんだそうです。
スマホの見すぎなのか近視の人が多い現在では若い方でも白内障手術する人が最近は増えてきたようですね。

私の場合ですが両眼を続けて日帰りで手術しました。
普通は片目を手術してから一週間おいてもう一つもするのを週を跨がずやっていただきました。
手術後の目薬がたくさんしなければならず大変ですが見えるようになったのだし感染予防のため目薬はちゃんとしてます。
昔から目薬を刺すのが苦手ですが寝ながら目薬を指すと上手に刺せますよ。

術後の視力について

正直言って術後の視力についてはあまり期待していませんでした。
ですが手術翌日の視力検査で裸眼で右が0.3で左が0.7くらい見えたのは衝撃でした。
10代の頃の裸眼視力です。
眼鏡なしで部屋の中で生活出来るなんて嘘のようです。
−10.5Dの強度近視から−2.5Dの軽度近視になれたのには驚きました。

手術についての正直な感想

痛いのか痛くないのか一番気になるところだと思いますが体験された方の多くが痛くなかったといいますが私の時は術中ほんの少しだけれど鈍痛はありました。
時間にして問題のない通常の手術なら5分くらい鈍痛に耐えて頑張れば手術は終わります。
個人的に経験した網膜剥離の手術と比べれば痛くないし時間も遥かに短いです。
痛みに関しては術後終わった後の休息時間の時が時間的に麻酔が切れてきたのか15分くらいだけど一番ジンジンした鈍痛がありました。
翌日には痛みは殆どなくなりました。
痛み止めも処方してもらったけど飲まなくてすんだくらいです。
痛みに弱い人はあらかじめ先生に「痛みに弱い体質です」と言っておくとよいと思います。
痛みに慣れてて強い方なら全く感じないこともあると思います。

ちなみに私は繊細さんだけど痛みに関しては強い方だと自分では思っていての正直な感想集ですからね。

それよりもしんどいのが目を動かしてはいけないというプレッシャーです。

これがしんどいです。

天井に目印とかないし微妙に自分の視線も器具や処置によりどうしても微妙に動かされてしまうので「どこを見ていればいいんだ」問題が心の中で渦巻きます。

最初は「ライトがまぶしい」問題が渦巻くけどすぐに慣れて視界というか辺りは曇った水槽の中のようできちんと見えないし「どこを見ていればいいんだ」問題のあと、ふと視界がまったくなくなる瞬間があります。
多分この時に自分の水晶体が取り除かれた瞬間なんだと思いました。
その後でレンズが入るとガラス越しに世界が一瞬見えてすぐに眼帯されてしまって終わります。

目は開いたままになる器具を着けられるから(この器具も目が小さめの私には少し痛かったです)強制的に開けられるのでご心配なく。

どこを見ていればいいのか分からなくても同じ所を見続けて5分間頑張れば視力が復活するからがんばって下さい。

見ている場所が違う場合は先生がちゃんとどこを見ていればいいのか教えてくれるし不安だったら何処を見てればいいんですか?って確認すれば大丈夫ですよ。

安心して心を穏やかにするのがいちばん大事なことだったりします

これから手術を受ける人へ

繊細な人が目の手術を受けるのは勇気がいると思うけど大丈夫だからがんばって下さいね。
医学は日々進歩していてどんな情報よりも現代医学の実態は進んでる。
過去のどんな情報より現代医学は患者さんのために対応しているから安心して手術を受けて下さいね。
どうぞ心穏やかに(˘ᵕ˘)




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