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ENTPすぎる私と、ISTJすぎる恋人。気持ちいい関係のために、価値観共有会を開催

今日は私と彼氏の話。

ちなみに恋人の愚痴を吐き出すとかそういう内容ではないので、人の不幸を味わいたい人はX(Twitter)に帰ってもろて。

今お付き合いしている人は、かなり根本から性格が違う。というか、真逆。
流行りのMBTIで言うなら、私はENTPで、彼氏はISTJ。

解決方法を考える時、まず常識や一般論を疑ってかかり、抜道を作りたがる私。一方、常識や一般論を遵守して解決方法を考える彼。

自分のスケジュールですら2日後までしか把握していない私。一方、3ヶ月先のスケジュールまでしっかり覚えている彼氏。
しかも自分の予定だけではなく、私が雑談の中でふと言った「そういや来月26日に友達と遊ぶことになったんだよね」程度の私のスケジュールまで覚えている。凄い。(この10分後に私は「友達と遊ぶ予定」を忘れる。次に思い出すのは24日)

そんな感じなので、定期的に話し合いを開催してお互いの価値観をはっきりと共有しないとジンワリとイヤな空気になる。
「自分がやってほしいことを相手にしましょう」が裏目に出るし、「自分では大したことない」と思っている行為がピンポイントで地雷になっているから。

というわけで、今日は先日開催した「共有会」の内容を記しておこうと思う。
場所は東京駅近く、高架下の居酒屋MORI。
「NTBバランス注ぎ」という生ビールが絶品。

2024年4月 共有会

議題① 言われて嬉しい言葉は?ENTP編
私(ENTP):私さ、よく「これってこうじゃないかな」って自論を展開するでしょ?
彼(ISTJ):うん。
私(ENTP):それに対して、「なるほど〜」「確かに」って言われないのが辛い!私は「今この人の価値観に刺さったな」という手応えを感じられるのが一番気持ちいいのね。でもあなたにその手応えを感じないから、のれんに腕押ししているような感覚になって辛い…!「えっ、私って面白くない!?」って不安になる。
彼(ISTJ):そうだったのか…。全然ない感覚だから気がつかなかった。
私(ENTP):そうなの?
彼(ISTJ):う〜ん、別に…。俺は意外性のない人間だから、人をハッとさせるような論を持っているわけでもないし。
私(ENTP):(ハッ…!)

全人類「なるほど」って言われるの気持ちいいとと思っていました。

議題② 言われて嬉しい言葉は?INSJ編
私(ENTP):じゃあなんて言われたら嬉しいの?
彼(ISTJ):「あなたに任せてよかった」「計画的だね」「ありがとう」とか。内面や行動を褒められると嬉しいかな。
私(ENTP):な、なるほど〜!
彼(ISTJ):そう言われるのは嬉しくないの?
私(ENTP):まあ嬉しいけど…私はできることしかやらないから「あなたに任せてよかった」と言われても「当たり前じゃん」って思うかな。計画的に進めることは最初から諦めてるし。

「あなたに任せてよかった」と彼を褒めたことなかったな、今度からそう褒めよう。

議題③ されたら嫌なことは?
私(ENTP):されると嫌なことは?
彼(ISTJ):何回も同じこと言わされるとイラッとくるかな。俺言ったよね、あなた返事したよね?って。
私(ENTP):うっ…(心当たりしかない)
彼(ISTJ):市木さんに対してだけじゃなくて、仕事でもそうなんだよね。でも俺がイラッとすると市木さん悲しそうにするから、いつも「ごめんね…」って思ってる。市木さんは?
私(ENTP):私が自論を展開した時に、あなたは「難しいけど思うけどな」と言うけど、理由を聞いても「一般的に〇〇だから」とか「法律は変わらないよ」みたいな感じじゃん?それが嫌!反論は全然ウェルカムなんだけど、根拠が欲しい!一般論ではなく!
彼(ISTJ):どうしても一般論をベースに考えちゃうんだよね…。
私(ENTP):面白いくらい真反対だね私たち(笑)

文字にすると、改めて典型的すぎるる討論者(ENTP)と管理者(ISTJ)すぎる…(笑)。


なんで付き合ってるの?と思われそうだけど、しかしながらこれでもお互いにちゃんと好き合っている。
しかも付き合って2年間、お互いに愛情はより深まっている実感もある。

その理由は明らかで、
価値観の違いを感じる→話し合いをして価値観を共有し合う→相手への理解が深まる&自分を理解してもらえた喜びを感じられる→好き♡
というサイクルが回っているから。

(相手が一般的な良識や倫理観や教養を備えていて思考力が同程度以上という前提の上で、だけれど)価値観が違いすぎると「えっ、あなたにとってはこれがそんなに嫌なことなんだ」「これがそんなに嬉しいことなんだ」と、不満を聞いても嫌な気持ちにならない。
むしろ「人間て、面白ーー!」と思う。

まるでデスノートのリューク


今回の共有会も私:こんなに正反対でこの先どうなるんだろうって、不安を感じたりしないの?彼:でも俺たちはこうして話し合いができるから、大丈夫じゃないかなって思ってるよ。

という会話で終了。

短所は長所でもあって、私は彼の持つ常識に強い信頼を置いているので「普通」がよくわからなくなったらとりあえず彼に相談しているし、地に足ついた彼の生き方を尊敬している。
逆に、彼は「市木さんがきっかけで新しいことに挑戦して世界を広げられている」と思ってくれているようで、私の色んなことに飛び込む姿勢を尊敬していると言ってくれる。

どこまでも真逆の私と彼。
この先どうなるかわからないけど、とりあえず価値観は定期的に擦り合わせていこうね!


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