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自分のことは自分でお願いします(職場編)

今のままでは、私の子どもはもちろん孫の代まで男尊女卑は続く。

そう思ったので、私自身の行動を変えていきたいと思う。

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期限付きの仕事をしていたり、出産育児などの関係で職場が数回変わっている。3年前に今の職場に入った。

私のほかに女性は一人。彼女は、とても尽くすタイプらしく、お茶出し、コップ洗い、ゴミ捨て、男子トイレの掃除まで、何から何までやっていた。

申し訳ないので、初めは「交代でしましょうか」と声をかけたが、「いいんです」という返事。

でも、ここは家じゃない。職場である。

男性社員が「○○さん、トイレットペーパーがありません」この言葉を聞いたとき、(は?)と思った。ペーパーくらい倉庫にあるんだから自分でとってきなさいよ、と思った。とりあえず、トイレ掃除は男女別に当番制を提案し、受け入れられた。

昨年の夏、「お茶はセルフでいいよ」とトップが言ってくれた。夏は冷たい麦茶、冬はポットにほうじ茶を用意した。でも、気の利く彼女はみんなについでくれる。みんながコーヒーなどでコップを使っていれば、お茶を入れる前に洗い、帰りに洗い・・・。正直、お茶とコーヒーが混ざっても味に変わりはないと思っている。私は、「自分でつぐのでいいです」と遠慮させていただいている。

ゴミ捨ては彼女と私のどちらか気が付いたほう。

彼女が休みの日のお茶は私がポットにつくって、夕方、みんなのカップを洗っていたが、いろいろなことがあり、昨日から、放棄することにした。

その理由
①お茶はお昼ご飯と同じく、自分のためのものなのだから、自分で用意して当たり前。
②社名に「未来」という意味合いの名前が入っている。SDGsやってます、アピールもしている。なのに、お茶出しって、なに?ぜんぜん未来じゃない。昭和。
③「この会社、男尊女卑な感じがする」と取引先の女性に言われた。その言葉、上司に言ってほしいと思った。
④コロナの時代、配慮が必要。
⑤セルフとなると、自分でお茶をつぐのはトップの一人のみ。ないならないで済むんだなと思った。つくったお茶ももったいない。「フードロス削減」とか言ってるのに。
⑥先月も2回ほど、気の利く彼女が休みだったため、帰りにみんなのカップを集めていたら「すみません」とほとんどの人が言うなか、2回連続で会釈だけする男が一人。洗ってもらって当たり前と思っているのか。これが、コップ洗いを放棄した一番の理由である。
「ありがとう」ではなく、「すみません」といわれることにも、もやもやしていた。

補足
社外のお客様へのお茶出しは、業務なので、文句はありません。

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「わが子をお風呂に入れているから夕方のWebセミナー、聞きたいんだけど聞けない」だの、「わが子を保育所に送っていったので、出社時間がギリギリ」だの言う男がいるが、そんなことは家庭のことなんだから、会社には関係ない。

イクメンアピールなのか、ただのいいわけか知らないが、会社でもゴミ捨てくらいやってほしい。

そもそも、保育園は7時半から開いている。会社の始業時間は9時である。朝の移動時間は多く見積もっても30分くらいだろう。ここは田舎なんだから。

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私も40歳をすぎているが、小学生の頃から「男女平等」や「人権問題」など教えられていた。

家庭科の授業も男女別々の教室(時間)で受けていたが、男女必修だった。私より少し上の年齢の人は、男子は技術、女子は家庭科だった。私より若い人になると、男女共修になってる。今の子どもたちはもちろん。

学校では「男女平等」と教えられているはずなのに、社会に出たら、女だけお茶くみ、洗い物、ゴミ捨て・・・まさに名もなき家事を職場でもやっている。

こんなことがいつまで続くのかと思う。

こんなことが行われているのは田舎の会社だけなのでしょうか。

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自分のことは自分でするのがあたりまえ、という会社に転職したいし、できれば、そんな会社をつくりたいとも思う。





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