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「いつなんどきも、絶対的な味方であるということ」母親から学んだ生き方の美学

皆さん、こんばんは。山崎美穂です。

本記事では、私が家族から学んだことについてPart2です。
父親から学んだことは以前書きましたので、そちらをご覧ください。

私が就活をしていたとき、某○クルートの面接官に
「本当にすくすく系だよね」というフィードバックを頂いた事があります。
(※おそらく、いい意味も悪い意味も含めて言ってくださったと思います)

自分で振り返っても、色々悩みや葛藤はありながらも
確かにすくすく育てて頂いたなという自覚があるのですが、
それは母親の存在に拠るところが大きいと思います。

今回は、母親の背中を見て自分が受けた影響や
学んだことについて書いてみました。

①圧倒的な安心感

いきなりですが、私は鍵っ子をしたことがありません。
私が小学生になってから、専業主婦だった母はパートを始めましたが、
学校にいる間に、パートに行って帰るような時間帯で働いていました。

なので、いつも学校から帰ったら母親がいるという
絶対的な安心感の中で過ごしてきました。

まれに、帰宅したら母親がスーパー等に行っていて不在なときがあり、
不機嫌になりながらも玄関前で座って待っていて、
帰ってくる母親を見るなり
「私が帰る時間わかってるんだから家にいてよ」
と超ジャイアンなことを言っていた覚えがあります。
今思うとなんて甘えただったことでしょう。。。

でも甘えていいんだと思えていたことが有難かったなと思います。
物理的な話ではなく、精神的な面で、
いつでも帰る場所があるということ
無条件に受け入れてもらえる・甘えられる存在があるということ

それも当たり前じゃないですね。

口下手な父親の分も、母親の愛情を存分に受け取り、
おかげさまですくすくと育ちました。
将来自分の家族がほしいと思えているのは
圧倒的に母親の影響
だと思います。ありがとうございます。

②全幅の信頼

私は受験で英語を勉強したので、読み書きはある程度できるけど、
話したり聞いたりは苦手です。
大学時代、海外にバックパッカーに行こうと思い立ち、
最初は渋った両親を説得して行くことにしたのはいいですが、
いざ約1ヶ月弱のヨーロッパ旅行の前日、
突然、未知の領域に踏み入れることに不安になって母親に聞きました。

「英語も話せない子供が初めて海外にいくのに、不安じゃないの?」と。
その答えで返ってきたのは
「美穂が大丈夫っていったから、私はそれを信じてる」と。

母は強し。
根拠なんてどこにもないんだけど、
信じると決めている。
その立場を取り切れるのが本当にすごい。
状況環境や今の能力ではなく、無条件に自分を信頼し、
味方をしてくれることがこんなにもパワフルなんだと学んだ瞬間
でした。
自分もそんな風に、人を信じられる人でありたいと思ってます。

③何気ない日常に感謝すること

花を育てることが好きだった母は、
決して広いとは言えない庭に所狭しと花を植えていました。
そんな庭に植えた花が咲いたら喜んで教えてくれたり、
ふと、道の花壇に植えられている花を褒めたり、
節分などの季節のイベントをきちんと楽しんだり、
当たり前の日常が、とても彩りがある毎日のように過ごしていました。

細かいですが、
スーパーのレジをしてくれる人に必ずお礼をいうことや
天パで雨を嫌がる自分に「雨があるからご飯が食べられるんだ」と
教えてくれたこと、本当に感謝力が優れていたなと思います。
そしてそのほうが人生は楽しい

性善説かもしれないけど、そういう感謝の連鎖を信じる母でした。
それを見習い、感謝を大事にしたいなと今も思ってます。

まとめ

今回は、母親の背中から学んだことについて書いてみました。

幸せの閾値なんて、人それぞれだと思うのですが、
当たり前の事に感謝できることで幸せの量は増すと思います。

そしてなによりも学んだことは、
自分がまず先に与えるということ。
見返りを期待するのではなく、まず自分が与える。
Pay forwardとも言いますが、
シンプルに自分がしてもらって嬉しかったことを人にしていくこと
皆で幸せになれるかも知れない。
そんな美学を母親から学びました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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