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枯れゆく紫陽花。最後の花を咲かせる。

写真展のタイトルを考える。
案だしをする。
いいなと思った案を妻に提示する。
全然ダメ。何を伝えたいの?と返ってくる。
泣きたい気持ちをグッと堪える。
また案だしをする。
セレクトした写真をみる。
提示する。
ダメ出しをされる。
泣くのを我慢して、あぁ、明日しようかな。と思う。
それでももどかしさを感じてまた考える。
妻は寝る。
ようやくこの記事を書きはじめたのが12時を過ぎている。

よくもまぁ、親身に付き合ってくれるなぁと思う。
一切の妥協や忖度なく意見を言ってくれる人が隣にいてくれてドM根性丸出しで控えめに言って幸せだ。大人になって叱ってくれたりする人ってなかなか出会えないからね。

以下、写真を言葉にします。


最後の花を咲かせる紫陽花。

梅雨になると紫陽花の花が咲く。無数の紫陽花の群生が咲き誇り、観光地化している場所も在る。この写真は、山仕事の休憩中に撮った一枚。華やかに咲き誇るそれとは違い、静かに。自らの寿命を悟ったかのように。そこには一輪だけの紫陽花が咲いていた。

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