4月から出ていた非常事態宣言が解除されるらしい、とテレビが言うのをキッチンで聞いていた。14時からWEB会議があったので、それまでに昼食をすませておかないと。焦っていた。在宅ワークに切り替わってから、お昼ご飯の時間がだいたい14時前後に雪崩れているから。画面上で食べながら、会議に参加するというのは、いささかちょっと、見てくれが悪い気がする。“ランチミーティング”という字面はおしゃれなのに、WEBだとただの自宅飯じゃんね。冷やし中華の麺をざっと茹でて、きゅうりを山のように盛り、タンパク質摂取に豚の冷しゃぶをのせて食べた。家でのご飯は、適当がいい。ほんとうにそう思いながら、結局栄養素とか気にしちゃうあたり、わたしは、適当を会得をしないまま適当を口にする。

会議が終わって一息つくついでに、去年からすっかり虜になってしまっているfoufouのweb展示会が開催ちゅうなので、一旦様子をみにいった。欲しい服たちがズラッと並んでいて、気分が高揚したので、そっと画面を閉じた。落ち着く時間が必要。落ち着かせてる間に、昨日一目惚れしたカンペールの靴を買った。靴を買って落ち着いたので、foufouの服もブラウスを予約。なんだかちょっと画面を閉じた意味を問われれてる。もちろん自分自身にだ。スカートも欲しい。

スヌーピー好きの友人・Tに、スヌーピーグッズでかわいいものがあれば送っている。今朝も、見た目はかわいく値段がかわいくないモービル販売ページのURLを送って「やばい！」とLINEしあった。話の流れで、給付されるらしい10万円（まだ申請書は届いていないけれど）をどう使うかを二人で考えた。服とか靴とか本とか、いろいろほしいものはあるけれど、寄付もしたい気持ちがあるよね、とか。なんだかんだ収入が減っているのを考えると、生活にお金を回してもいいかも、とか。非常事態宣言があけても、お店が元通りになるにはまだ時間がかかるだろうし、それはわたしたちの生活もそうだ。助けたいところに十分お金が落とせないかもしれないのが辛い、とか。あんまり明るくない話をした。駄菓子を山のように買ってもいい、というのを最後にお互い一旦、話をやめる。

トイレットペーパーとマスクが、先週と打って変わって、買いやすくなった。今度は、消毒液が買いづらいらしい。自宅にいるとあまり気にならないけれど、職場は大勢の人が出入りするお店なので、きっとかなり厳しい。買えない、足りないと、早い段階で困りそう。きっと多くのお店がそうであるのと同じように、6月から営業再開に合わせて、自分が携帯する用の消毒スプレーを買った。布マスクも、来月はじめに届くだろう。お店の備品に頼り切らない生活にしたい。経費精算しようと思う。無理かもしれないな。

きょうも買い物の話ばっなりじゃんね。日記というか買い物記録。あと食記録？でも、日々ほんとに、食べて買い物して本を読んでばかりいたら終わってる。って、本のことはそんなに書いてないな。

宣言が解除されて、一番に行きたいところはどこだろう。本屋、美術館、飲み屋さん、百貨店の化粧品売り場やお惣菜売り場、屋上エトセトラエトセトラ。実家に帰らせていただきたい。考えが尽きない。本当に信頼できるとか、本当に必要なのかとかずっと考えてると疲れるわ〜。