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リサーチ(調査・研究)は図書館で差別化する!

テーマを持ってリサーチ(調査・研究)する。そのとき、ネット+書籍をオススメしています。

リサーチの全体像はこちら(↓)

今日は、書籍を使ったリサーチ、特にあまり知られていない図書館の活用法について、少し語ってみようと思います。

ハンパない蔵書数 ~知られざる図書館の実力~

近所の図書館に行くと、読みたい本がない。ショボい。と思っていませんか?

実は、地域の図書館はネットワークでつながっていて、予約することで、お取り寄せできます。

例えば、私の地元の川崎市。10か所くらいある図書館が連携していて、全部合わせると、蔵書数は約200万冊! 日本最大級の本屋さんと同じくらい、すごい蔵書数なんです。

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お隣の横浜市では、な、なんと、約400万冊。もはや、日本最大!?というくらい。一生かかっても読み切れません!

図書館はネット検索・予約で実力を発揮!

図書館の棚だけ見ると、数が少ない。新刊もほとんど見つからない。でも、図書館HPで検索すると、びっくりするくらい沢山の本が見つかります。

本屋さんに置いてない本が見つかる! 図書館のポジショニング

図書館と本屋さんは直接競合しない。ポジショニングを整理してみると、こんな感じで棲み分けできます。

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普通の本屋さんは、人気の新刊本がメインで置いてあります。古い本や、地味な本はあまり売れないので、ビジネス的な選択として、仕方ないですね。

一方で、図書館は、本を収集して、長期にわかってストックするという役割があります。新しい本から古い本まで。誰が読むのか?というような地味な本もしっかりストックされています。ここが、図書館の凄いところ。

新刊本の定点観測で、世の中のトレンドもわかる

図書館は定期的に新しい本を仕入れています。いわゆる新着図書。図書館の新着図書(新刊本)コーナーがありますが、実は、棚に並ばない本も多い。予約した人に貸し出されるので、人気の本は棚に並ばないのです。

では、どうやって新刊本を見つけるか?

図書館HPの機能で、新着図書の通知メールサービスを活用しましょう。あらかじめ登録が必要ですが、毎日、条件に一致した新刊本リストがメールで届きます。

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メールアドレスと、本のジャンルを登録。本のジャンルは、3桁の数字(NDC)で表現されているので、この先頭の百番台の番号(0~9)を指定すると、大枠で選択できます。

私は、毎日新着図書のリストを眺めるのが日課。変な趣味ですね。世の中のトレンドがわかる。本のタイトルからキャッチーなキーワードが見つかることもあります。コピーライティングの勉強ですね。


今日は、あまり知られていない、図書館活用法の話題でした。ではでは。


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