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選挙結果振り返り(2022 11.27投票)

 ツイキャスで配信による振り返りは昨日やったのですが記事は一日遅れてしまいました。
 それでは早速、私が先週紹介した8本の選挙結果を振り返ってみましょう。


◎北海道・奈井江町長選

 20年ぶりの選挙で2期目を目指す現職と市議1期の新人の一騎打ち。 現職も初の選挙戦となるため、そこまでのアドバンテージは無いと思われましたが、現職が手堅く勝利しました。


 現職が引退し、その後継を新人5名で争った選挙。 混戦が予想されましたが渕上候補が頭ひとつ抜け出して当選しました。
 ただ、この渕上候補、市議を4期務めた実績は有るのですが昨年、取締役を務めていた会社が市から請け負った事業の金額を巡り、議員の兼業(国や自治体の事業に本人が絡む会社が請け負ってはいけない)を禁じた地方自治法に抵触するとして去年、議員を辞職しているようでして、よくもこのような方を選んだなと驚きましたが、他候補の行政実績が渕上候補より劣るため、市民に選ばれたものと思われます。 が、、、 いやはや、なんとも、、、
 尚、投票率は前回から約7ポイント下がりました。


◎群馬県・昭和村議選(定数12/13名)

 定数プラス1の選挙で共産候補が1名立候補という、もはや定番と言える構図でしたが、共産候補は11位のブービーで当選しました。 なんと林候補は10期目!の当選を果たしましたが、2010年が467票の3位、2014年が291票の11位、(2018年は無投票で)164票の11位と、順調に票を減らしています。
 それにしても、10期も村議をさせるなら県議選や国政選挙に “格上げ” してもイイと思うのですが。 他県同様群馬でもきっと国政選挙に党の体裁を保つために立候補して連敗記録を更新している方がいらっしゃると思いますので、そういう方と立場を交代するのもアリだと考えたりするのですが、共産党って内部の “序列” が固いんですよね、、、


◎神奈川県・大磯町長選

 コチラは新人6名が立候補した選挙で第1位が法定投票数を上回るかが注目でしたが、どうやら始めから元県議の池田候補が抜き出ていたようで、終わってみたら半分以上の票を獲得して当選。 一方で3位以下が供託金没収となりました。 お疲れさまで御座います。
 尚、投票率は約7ポイント上がりました。 素晴らしい。

◎神奈川県・大磯町議補選(定数2/4名)

 コチラは45歳の候補がトップ当選、73歳の候補が2名いましたが2位と3位で明暗を分けました。
 ちなみに、町長選、町議補選にの両方に地域政党「新党 みんなの大磯」公認候補が立候補していますが、主張が「マスクフリー、ワクチンフリー」という、アレな方々なので無事に両者とも最下位落選でめでたしめでたしとなっております。


◎愛知県・犬山市長選

 現職が2期で引退し、その後継を3名の候補で争う選挙は、県議を4期の実績を持つ原候補が大方の予想通り初当選を果たしました。
 一方で悲惨なのが、元職の田中候補。 2006年に犬山市長に初当選し2期務めるも2014年に現職市長に敗れ、どうしてもリベンジしたいと2018年、そして今回と立候補するも落選。 しかも今回は元市議の候補にも及ばず最下位落選となっています。 晩節汚しまくりです。 ・・・もう宜しいのでは?
 尚、投票率は前回から2ポイント下がり、最低投票率を更新しました。


◎和歌山県知事選

 ・・・もうコレは振り返るまでもないですよね。 皆様の予想通り、多党相乗りの岸本候補(元衆院議員 国民民主)がゼロ打ちで当選しました。
 一方で、共産候補は「新党くにもり」に所属していた無所属候補にも及ばず、最下位落選で供託金没収という・・・。 恥ずべき結果ですね。 もう反省していただきたい。
 尚、投票率は前回から1.5ポイント上がりましたが、39%と4割に届きませんでした。


◎鳥取県・日南町長選

 コチラも奈井江町長選同様、前回無投票で初当選し2期目を目指す現職と新人の一騎打ちでしたが、現職が3倍近い差をつけて当選しました。 票差から見て順当な結果なのでしょう。



以上になります。 当選された皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
 



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