バレンタインデーは僕たちを祝福してくれるみたいです
どうもこんにちは、僕の名前は〇〇、高校2年生です!
皆さんバレンタインデーはどうお過ごしですか?
僕は幼稚園からの幼馴染に意を決して告白しようと思っています!
〇〇:あ〜今日はもうあいつの誕生日か〜
??:なに登校中にボソボソ独り言言ってんのよ!
〇〇:べ、べつに💦
今話しかけてきた子こそが僕の幼稚園からの幼馴染の陽子
陽子:そういえば〇〇、隣のクラスの果歩ちゃんに告られてなかった?
〇〇:まあ、告白されたけど
陽子:オッケーしたの?
〇〇:べ、別に陽子に教えることでもないだろ
陽子:そ、それはそうだけど
〇〇:陽子だってこの間サッカー部のキャプテンに告白されたらしいじゃん
陽子:まあ、一応
〇〇:オ、オッケーしたの?
陽子:い、言うわけないじゃん
〇〇:ほら言わないじゃん
陽子:〇〇こそ言わないじゃん
〇〇:陽子が先に言わないからじゃん
陽子:なにを〜
お互いにほっぺたをつねりあっていた
??:2人とも朝から熱々やな
陽子 〇〇:そんなことない!
??:ほら息ぴったりやん
陽子:菜緒先輩やめてくださいよ〜
菜緒先輩は僕たちの一個上の先輩でなんなら幼稚園から一緒です
菜緒:朝から熱々なのはええけどみんな見てんで?
〇〇 陽子:///...
〇〇:そんなこと言われたら恥ずかしいですよ菜緒先輩///
陽子:そうですよ///
菜緒:そんなんしらんやん、アンタらが熱いのが悪いんやろ?
〇〇と陽子は顔を真っ赤にしていた
菜緒:じゃあお二人さんほなね
陽子:菜緒先輩待ってくださいよ〜
〇〇:2人とも僕のこと置いてかないでよ〜
そして1日の授業が全て終わった
そして放課後...
〇〇:あの〜陽子さん
陽子:ふんっ!
〇〇:もしよかったら仲直りしたいのでこの前言ってた気になるカフェ行きませんか?
陽子:行く!あっ......しょうがないから行ってあげる
〇〇:よっしゃあ!(やべっ!喜びすぎた)
陽子:ふふ🤭
〇〇:(なんやかんやでこの笑顔が好きなんだよなぁ)
そして2人はたわいもない話をしながら気になるカフェに着いた
チリンチリン
店員:いらっしゃいませ!
〇〇:予約してた〇〇というものなんですけども
店員:〇〇様ですね、お席の方にご案内します。
陽子:予約してたの?
〇〇:まあね
陽子:たまにはやるじゃん
〇〇:たまにが余計だ(笑)
陽子:ふふ🤭
そして、〇〇達は席に案内され席に着いた
陽子:なんかいい感じの雰囲気だね
〇〇:だね、なんかカップルが多いね///...
陽子:ほんとだ///...
2人は照れくさそうに笑う
陽子:そ、そういえば今日は何の日でしょう?
〇〇:僕を馬鹿にするなよ、もう何年陽子と一緒にいると思ってんの?今日は陽子の誕生日でしょ!
陽子:半分正解で半分不正解
〇〇:えっ?
陽子:私の誕生日である前に今日はバレンタインデーでしょ!
〇〇:そうでした
陽子:もう〜
〇〇:誕生日の事しか頭になかった(笑)
陽子:は、はい!これ!
〇〇:えっ?もしかしてチョコ?
陽子:そ、そうだよ
〇〇:え?くれるの初めてじゃん!友チョコだとしてもめちゃくちゃ嬉しいんだけど!
陽子:毎回誕生日プレゼント貰いっぱなしだからたまにはいいかなぁーって///...
〇〇:ありがとう!しかも手作りじゃん!中身見ていい?
陽子:ダメ!家帰ってから開けて!
〇〇:えぇー、わかったよ
〇〇:じゃあ、はい!僕からも誕生日プレゼント
陽子:本当に毎年ありがとね!
〇〇:いえいえ、気に入ってもらえるかどうかわかんないけど
陽子:開けていい?
〇〇:いいよ!
陽子はラッピングに包まれたプレゼントをあけた
陽子:うわ!これずっと欲しかったアロマキャンドルじゃん!何で私の欲しいものわかったの?
〇〇:実は陽子のお母さんに陽子の欲しいもの聞いたんだ
陽子:そうだったんだ、ありがとね〇〇!
〇〇:どういたしまして
こうして2人はカフェで楽しい時間を過ごした
〇〇:そろそろ行こっか
陽子:うん
この時〇〇はまだ気持ちを伝えられずにいた
陽子:今年のバレンタインは思い出に残るなぁ〜
〇〇:だね〜(はやく伝えなきゃ!)
陽子:じゃあ、送ってくれてありがと!
〇〇:いえいえ、こちらこそチョコありがと!
陽子:またねっ!
〇〇:う、うん(こんなんじゃダメだ!)
〇〇:陽子!!
陽子:な、なに?
〇〇:好きだ!
陽子:えっ?!
〇〇:幼稚園の頃からずっと好きだった、でも僕に告白する自信がなかった
陽子:...
〇〇:でも、最近陽子がサッカー部のキャプテンに告白されたって聞いて、いてもたってもいられなくて!
陽子:...(泣)
〇〇:返事は今すぐじゃなくてもいい、だから僕とのこと真剣にかんが...
陽子:私もずっと好きだったに決まってるじゃん(泣)
〇〇:えっ?!
陽子:私も〇〇が果歩ちゃんに告白されたって聞いた時、とにかく心が痛かった、その前にも〇〇が私以外の女の子と喋ってたりするとずっと心の中がモヤモヤしてたの!(泣)
〇〇:陽子...
〇〇:こんな僕でもいいの?
陽子:私はそんな〇〇が好きなの!
陽子は〇〇の胸に飛び込んだ!
〇〇:これから陽子の事を絶対幸せにする!
陽子:うん(泣)
〇〇:じゃあ今日は記念日だね
陽子:そうだね(笑)
〇〇:陽子後ろ向いて?
陽子:えっ?
〇〇:いいから!
陽子:うん...
〇〇はポケットから細長い箱を取り出した
陽子:ねぇ何するの?
〇〇:まあ、そう急ぐなって(笑)
陽子:べ、別に急いでないし///...
〇〇は箱の中から、綺麗なネックレスを取り出し陽子の首につけた
陽子:えっ?ネックレスじゃん!綺麗〜
〇〇:気に入ってくれた?
陽子:もう、気に入ったどころじゃないよ!家宝にする
〇〇:大袈裟だよ(笑)
陽子:ふふ🤭
2人して笑っていると...
〇〇 陽子:冷たっ!
2人ふと空を見上げた
陽子:雪だ!
〇〇:ほんとだ!なんかバレンタインデーも僕たちのこと後押ししてくれてるみたいだね
陽子:もう、この思い出は一生忘れることはないね
〇〇:うん!これからは2人でたくさんの思い出を作ろうね!
陽子:うん!
fin...
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