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ムーブメント普及をどう克服するのか?

みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーで、
ムーブメントコーチのやすひこです。



新しい製品やサービスは次々と開発されています。
今では当たり前となっているiPhoneも、
発売当初は、当時の女子高生たちもバカにしていたのだとか。

このように世の中に新しいサービスが普及するには、
段階があり、
市場を理解し、戦略をしっかり立てる必要があります。


ムーブメントはイノベーター?


新しい製品やサービスの
市場への普及率を表したマーケティング理論を、
”イノベーター理論”といいます。

イノベーター理論には、
普及の過程を5つの層に分類しています。


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まず最初期に製品、サービスを採用するのが
イノベーター(革新者)という層です。

割合にして、
市場全体の2.5%がこの
イノベーター(革新者)だと言われています。

ムーブメントは、
まだ普及していない。
まだイノベーターの段階なのか?


以下に、
イノベーター理論の5つのタイプを紹介します。


イノベーター理論の5つのタイプ


イノベーター(革新者)

上にも書いたように、
まず、最初期に製品、サービスを
採用するのがイノベーターという層です。

イノベーターは情報感度が高く、
新しいものを積極的に導入する好奇心を持った層です。

「新しい」ということに価値を感じて、
市場にまだ普及していない、
コストが高い製品やサービスであっても、
そのユーザーの価値観に合致したモノであれば支えてくれます。


スマートフォン?
何それ?
良さそうじゃん!買ってみよう!っていう人ですね。

ムーブメント?
何それ?
これ絶対いいに決まってんじゃん!
やってみよう!っていう人ですね。


アーリーアダプター(初期採用者)

イノベーターほど急進的ではありませんが、
これから普及するかもしれない製品やサービスに
いち早く目をつけて、
購入するユーザー層のことを
アーリーアダプター(初期採用者)と呼びます。

割合にして、
13.5%がアーリーアダプターだと言われています。

アーリーアダプターは、
世間や業界のトレンドに敏感で、
常にアンテナを高く張って情報を判断し、
これから流行りそうなものを採用しています。

そのため、
インフルエンサーになりやすいとも言われています。

YouTuberってこれから来るんじゃねぇ!とか、
これからはプログラミング大事っしょ!とか、
ブロックチェーン、NFTって面白くねっ!とか、
これからはメタバースだよね!とか。

これらが、
世間で話題になってきたり、
認知されてくる何年も前からインフルエンサーたちは、
目をつけて実践していることが多いですよね。


アーリーマジョリティー(前期追従者)

情報感度は比較的高いものの、
新しい製品やサービスの採用に慎重なのが、
アーリーマジョリティー(前期追従者)という層で、
市場全体の34%程度を占めていると言われています。

アーリーマジョリティーは、
アーリーアダプターの意見に大きく影響を受けるので、
アーリーマジョリティーを開拓するためには、
アーリーアダプターをきちんと攻略する必要があります。


ムーブメントを普及させるためには、


影響力のある
富裕層では、
ムーブメントが流行っているらしいよ。とか、

口コミ力の高い、
主婦の間では、
美のためのムーブメントは当たり前になっている。とか、

最近成績のいいゴルファーは、
みんなムーブメントをやっているらしい。とか、

ムーブメントをトレーニングに
取り入れている格闘家は、
最近負けなしだね!とか。


このようなインフルエンサーになりうる
アーリーアダプターを抑えておく必要があるってことですね。
そうすることによって、
ムーブメントってなんかいいらしいよ。って、
拡まっていくんですね。


レイトマジョリティ(後期追従者)

新しい製品やサービスについては消極的で、
なかなか導入しないのがレイトマジョリティ(後期追従者)です。

市場の34%を占めていると言われています。

この層は、
多くのユーザーがこの商品やサービスを採用している、
導入側が多数派だと確証を得てから採用するユーザー層です。

この層は、
まだムーブメントやってないの?
もうみんなやってんじゃん!
そんなに良いならやってみようかな。という感じでしょうか。


ラガード(遅滞者)

こちらは、
市場全体の約16%を占めると言われています。

ラガードは市場の中でも最も保守的な層で、
その製品やサービスがただ普及するだけではなく、
伝統的、文化的なレベルまでその商品を採用することが一般的に
ならないと採用しない層です。


まだ、
スマートフォンを使っていない人。とかですかね。
(間違っていたらすみません。)


タイプ毎に価値観が異なる?


これまで書いてきた通り、
イノベーター理論には5つのタイプがあり、
それぞれに異なる価値観やサービスへの態度変容を要します。

イノベーターは、先進性を好み、

アーリーアダプターは、費用対効果を重視し、

アーリーマジョリティは、ユーザビリティを重視する。


市場毎に求められるものが大きく異なる。

まずは、
アーリーアダプターを獲得しに行きます!

これからも、
ムーブメントを普及させるべく、
頑張っていきます!


アーリーアダプターの方!
この指止まれ!


それでは、また!



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