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Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!- @シアタークリエ

行くのを迷っている方がいたらぜひ一度、
観劇されることをオススメします!後悔させません!!
(誰だよ、お前ww)

そもそも推し『浦井健治さん』が参加されるということもありつつも、
キャスト発表されてから、この豪華ラインナップ&
あらゆる組合せがあり、どうやって選んだらいいんだ!?
てか1回だけとか選ぶの無理!!
と、思うと同時に正直…正直…
「このお値段…だ…よね…」と思っちゃいました。ごめんなさい~

というのも…前回の「Yuichido&Frends」も観劇したんですが。。

前回は…

コロナ禍?コロナ後?2020年に帝国劇場にて『My Story -素敵な仲間たち‐』
というタイトルで開催されてたんです。
で、そこでも我が推し『浦井健治さん』が参加されておりまして
もちろん行ったわけですよね。
当時の謳い文句の一部を抜粋しますと…


山口祐一郎が、それらのミュージカルと自身の“Story”をトークで振り返る
90分間。山口が帝劇の舞台に立つ、コロナ後初めての機会であるだけでなく、自身初の本格的なトークショーであり、更に帝国劇場でトークショーが開催されるそれ自体が、歴史上初めてという貴重な機会となる


ということで、上演時間は「90分」!
コロナで様々な公演が途中でストップしたり、そもそも上演を中止したりとまだまだ混乱が続いている中での開催でした。
しかも今調べててビックリ!お値段はS席8000円!!どっひゃ~! 
 ただ、当時はコロナ>観劇、という状況だったから家族や仕事などの事情で観劇を控える方も多かったので、演劇界を盛り上げよう!的な要素もあったかと思います。。

私が観劇したは、山口祐一郎さん、保坂知寿さん、浦井健治さんの回。
あの帝劇の巨大空間を3人だけで使う!という衝撃的な活用方法!!ww
寸劇をするでもなく、あくまで「トークショー」なのに
巨大なセットが下からせり出してくるわ、回転するわ、で
舞台装置使いまくりだったんですww

もうこのメンバーならご想像つくかと思いますが…
トークする時間が足りない!90分なんてあっという間で
正直、物足りなさが。。。
あと帝国劇場デカイので、後方席だったこともあり
すんごーく3人が小さい!ww
演劇だったらそんなことを感じない展開かつ芝居がついているので、
世界に没入できるのですが
これはあくまで「トークショー」なので、歌うシーンでも大きな振り付けをしているわけではないので、あの舞台に対して動きが少ないんですね。
なんなら主たるトーク時は椅子に着席しているので、より感じるわけです。
なので、率直に思ったのは「なーんか、もったいなかったな。。」でした。

という経験もあり、今回のお知らせが来た時には正直迷いました。。

ただ、希望の光を抱いたのは、
場所が「シアタークリエ@日比谷」だったこと!!

これはもうデカイ!マジ、キャストより一番ネックでした。個人的にww
正直、また帝劇だったら行かな…(いや、たぶん行きますww)

クリエでこのラインナップは見なきゃ損でしょ!!
ってことでチケットをポチったわけです。。。


とまあ前置きは長くなりましたが、いよいよ今回のお話です。。

結論、改めていいます!
「気になるなら1回行ってください!」「後悔します!」
「生で体験する価値がある公演です!」

ハイ。何を急に熱くなっているのかと思われますが…
本当に、迷ってた自分を叱りたいくらい素晴らしい空間だったんです!

クリエの、あのこじんまりとしたアットホーム空間で、
生バンドで、5人の演劇界を代表する俳優たちによる歌!

しかもミュージカルナンバーとは限らない!!
そして面白トーク!なんなら暴露トークまで!?

という超超超ゴージャス体験が待っています!!!
これはぜひ生で浴びて頂きたい!歌を、言葉を、笑いを!!

正直ね、12,500円はお安い価格ではございません。
でも生バンドで5人の生歌を何曲も聴けて、休憩含めて3時間!!
お得です!それだけ…いや、それ以上の価値があります!!
なのでぜひお値段で迷っている方がいらっしゃれば観劇されることを
オススメいたします!
正直、クリエだからこそ、プロフェッショナル同士のショーが
間近に観られる、アットホームだけど贅沢な時間が体験できます!

セットもゴージャス

帝劇からクリエに代わったからといってセットが
ちゃっちくなったということは一切ありません!
もちろんスペースが限られているので、迫り出しや回転はありませんが
大きなシャンデリアが下がり、テーブルにはキャンドルが灯り、
レンガ造りの壁にはキャストの写真が飾られ、階段から下りたら
そこは、かつてハイソサエティーたちが集まる社交場だった
ダンスホールのような上品な空間でクリエにいることを忘れました。
(語彙力が少なくてうまく表現できないのですが、ホントに素晴らしい空間だったんです。。ぜひ見てほしい。。)

こんなに歌聴けるなんてコンサートじゃん!

たぶんユニット含めて5~6曲は、それぞれ歌唱していると思います!
以下、ネタバレも含まれますので気にされる方はご注意くださいませ!!


ちなみに私は、楽曲を聴きたくで行く!という考えの持ち主なので
「あれ歌うなら行きたい!」という同じ考えの方がいらっしゃれば参考になさってくださいませ。
17日、18日からはラインアップ一部変わるらしいです。



TOHOstage HPより


まず個人的には生で、浦井健治さんの
『六弦の怪物(モンスター)~クロイツェルより~』
聴けて感動しました!!
(2021年発売 俳優生活20周年記念アルバム『Piece』)
CDで聴いていた、あの曲がここで!!
しかもセットで飾られている祐一郎さんの写真とコラボ?しながらww
「今日しか見れないやつじゃん!」
絶妙に歌詞に合わせて、祐一郎さんを崇めていたかと思ったら、
『♪鍵の形になった』で、写真の顎をキュッとするところ大爆笑!
そんな自由なことしながらも、しっかり歌う!!(当然ですがw)

で、次に驚いたのは石川禅さんの「雪の華」。
え~!!そんな選曲アリなの~!!
前奏の時点で、早く歌聴きたい欲が爆上がりでした!

そして、ホスト・山口祐一郎さんは、まさかの小学校校歌!
私は、祐一郎さんの舞台は多く拝見したことがないので、
すぐにナンバーが分からず「なんの歌だろう?」と
思ったのですが、周りの方々も知っている様子がなかったので
「知る人ぞ知る」的なものなのかな~と思っていたら…
最後の最後に『♪四谷第三小学校~』とwww
アレンジ利いてたので、まったく効果感はなかったんで
しょっぱなから度肝抜かれましたww
このトークショーのホストが、緞帳上がった1曲目で選んだ楽曲が
まさかの校歌!!!

誰が予想できたでしょうか??
分からなくて当然ですww
そりゃ「知る人ぞ知る」楽曲ですわww

歌っていて『同級生の顔や声が浮かんできた』と
嬉しそうに語っていた祐一郎さんの嬉しそうな顔にキュンでした💛

さらに、山口祐一郎さん、石川禅さん、浦井健治さん
3人で「最後のダンス」。
いや‥もう予想外すぎて。。。何が起こった!?
ヤバッ!ヤバッ!ヤバーーー!!!
今日を選んで良かった!!
ただただ、語呂合わせというか、どの日を選んだらいいか分からなくて
なんとなく「111=1月11日」を選んだだけなんですが、
マジ過去の自分ありがとう!!って思いましたww

もちろん!保坂知寿さんも平野綾さんの歌唱も素敵でした!
私は、平野さん、保坂さんの歌う姿を見たことがなかったので
感動しました。

そして、のちに祐一郎さんがツッコむのですが、
お2人ともキラキラのラメをお顔につけて、
ただでさえお美しいのにさらに輝かしさを増していて!!
それが羨ましかった男性陣は「2幕はみんなでラメつけよう!」と
盛り上がりww 
実際に浦井さんと禅さんは、
休憩中、2人の楽屋に平野さんがラメを届けてくださったことで
浦井さんは、ちびまる子ちゃんのほっぺばりにおちゃらけラメww
禅さんは眉毛にラメwwという
2幕は衣裳チェンジして、さらにシックに決めてたのに
カオスな仕上がりになってましたww

「素」すぎて感動!

普段はイベントでもない限り、
舞台上ではみなさん「役をまとっている」わけです。
佇まいや衣裳、舞台メイクはすべて「役」を体現するため。

でもでも今回は「Singing! Talking! Not Dancing!」なので
ミュージカルナンバーを歌う時は、役を下ろしてはいましたが
そのほかは、ご本人なわけですよ!!
 我が推し『浦井健治さん』でいいますと、先ほどの楽曲を歌っている姿を見ながら思ったことは…「メイクしてる?」でしたww
というのも、昨年のディナーショーでは(ってまだその話をUPしてないんですけどww)会場が大きいこともあり、
舞台映えするメイクをしていたわけです。
 でも今日も、もちろんしてますが、ナチュラル!!
だから余計に「素」を感じられて、個人的には楽しかったんです!
それでいて『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の楽曲を
歌う時は、しっかりヘドウィグを下ろしてきてて…
でも、あのヘドウィグのド派手なメイクをしていないので、
ギャップにやられましたww(褒めてます(^^)/)

他の皆さんもショーに合わせたメイクだったので
「舞台!」と気を張って役をまとっている状態じゃなくて
「気軽なトークショー」、
なんなら
「山口祐一郎さん主催のホームパーティーに来ました」
といった良い意味で肩の力が抜けているリラックス空間だったのが
アットホーム感ただよっていてよかったです。

石川禅さん×浦井健治さん=混ぜるな!危険!

よく浦井さんがトークで話題に出したり、ファンクラブイベントに前々からお2人の仲の良さは、知っておりましたが…
ここでも変わらずトークが止まりません!
楽屋でもずーーーっと笑い声が聞こえて「うるさかった!」
と隣の楽屋の平野綾さんから苦情入ってましたww
その延長で舞台上でも。。。

5人が揃って舞台上に登場する頭のシーンで、
「鏡開きだから~」と巨大な餅をシルクハットのように頭に
添えて出てきた姿を見た、山口祐一郎さんは本気で驚いてましたww
しかもこれを浦井さんは、禅さんの1曲目「雪の華」でやって
『「餅の華」と代えて披露したら?』提案していたようなので、
阻止されて心から良かったですww

さらには、おしゃべり好きが高じて?禅さんが回し役になってたんで
「お雑煮は四角?丸?」「得意料理なに?」など
なかなか聞けない話題を振ってくださり、新鮮でした!

流れで禅さんが「レンコン餅を作った」話をしたと思ったら
グルメつながらいで、祐一郎さんオススメのキャベツサラダの作り方も
飛び出したり、錚々たるメンバーがいるホームパーティーに招かれたかのようなリラックス空間で5人のわちゃわちゃを見守れました。


祐一郎さんのホスピタリティがハンパない!

1幕と2幕で席替えしてくれる!!
「いや、そんなことかい」と思われる方もいるかと思いますがww
私はその配慮、嬉しかったです!!
ラッキーなことに私は、どセンターだったので、どちらにいても
浦井健治さんをスムーズに拝むことができたわけですが…。

そもそもクリエは狭いので大上、大下に座って「見えない!」ということは今回のセットではあり得ないんですが、
『より多くの皆様に楽しんで頂きたい!』という心意気を感じたんです!
それは演出の山田和也さんの発想なのか、山口祐一郎さんの発想なのか
分かりませんが、私はすごくその裏にある「お客様に喜んでもらいたい」
という温かい気持ちを感じました。

なので、もし1幕で「推しと遠い~」と感じてしまった方は
ご安心ください!2幕で近くなりますから!!

あと、祐一郎さんはホストという立ち位置を意識しているのか
おしゃべり好きゲストが集まっているからか(悪口じゃないですww)
基本的に温かく優しい笑顔で、ゲストのトークに聞き入り、
仏のように見守っていらっしゃったのが印象的です☆彡

かと思ったら、急にトークテーマのエピソードを率先して話し出すなど
動きが予想ができない、「新しいホスト像」を確立していましたww
そんな祐一郎さんが見れるのも、気心知れた仲間がゲストだからだろうなと思い出話を聞くにつけ、祐一郎さんの寛大さに感服いたします。。

あと、祐一郎さんの琴線に触れるとバーに置かれた
「チョコレート」をゲストに配る行動もジワりましたww
今日は、浦井健治さんと保坂知寿さんにあげてましたww

暴露トークのオンパレード!?

もうこれは、一切書けません!!ww
劇場でぜひご確認くださいませww
日々違うでしょうし、暴露の危険度も違うと思いますが
ただ、言えることは
「マジでぶっちゃけてる!!」ってことですww
祐一郎さんご自身も、「最近は切り取られてなんでも上げられてしまう」
と憂慮されてましたが、
本当に我々、観客のことを信頼されているからできるトークだなと。
記者が潜り込んでないことを祈るばかりですww

至福の3時間☆(^^)/

前回は、様々な制約の中で、さらに「90分」という時間でしたが
今回は休憩を挟んで1幕、2幕と至福の3時間コース!!
もちろん時間が長ければよいということではないですが、
構成がとても素晴らしかった。
ともすれば、「歌って→トーク」、「歌って→トーク」と
単調に繰り返すだけで、どっちかがおざなりになる可能性もある中で
これは演出家・山田和也さんのスゴ腕によりそんなことは一切感じず
歌もトークも大大大大大満足!
「☆3つ」じゃくて「☆100個!」上げたいくらいです!!
(お前、誰だよww)

あ、ちなみに前回も山田さんが演出だったんですけどね‥笑。
やはり90分でどちらも程よくは難しかったと思いますし、
少なくともいえることは、前回からかなーりバージョンアップしていて
しかも、会場が小さいからとみみっちくなることはなく
最大限のエンターテインメントを具現化しようとして下さった心意気を
感じました。
限られた空間の中でも生バンドを配置し、照明もコンサートばりに
細かくカラフルに、ロックに、シックに創り出していて素晴らしかったです。。(出演者も「照明すごかったよ!」と驚くぐらい。)


2024年の観劇初めに選んで良かった~(≧▽≦)

ホントにこれに尽きます!
改めて、我が推し『浦井健治さん』についていきたい!と思いましたし
演劇界のレジェンド・山口祐一郎さんの人間性に魅了されましたし、
石川禅さん×浦井健治さんは、やっぱり「混ぜるな危険」を生で体感!
あの規模の会場でこれだけの豪華キャストが揃うだけでもすごいのに
歌ってトークして、それも日替わりで!
毎回違う化学反応が起きてるのかと思うとワクワクが止まりません!
ぜひ迷っている方は、行ってみることをオススメします!






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