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漫画「AKIRA」を読んだぜ!金田最高!

今さらながら漫画の「AKIRA」を読みました。
今日はそれについて書こうと思います。

そもそも馴れ初めは昨夏、映画版を先に観てめちゃくちゃ面白かったのです。
で、同僚に話を聞いたら、漫画版はまたちょいと違うと。
なので余韻を味わいたくて、漫画版は気にはなっていたけど、少し遠ざけていました。

まあでも年も変わったことだし、ということで正月明けに1巻を買い、ちょっとずつ買い集め最終巻の6巻を購入したのが2月末。
そこからまた少しためて、つい先日読み終わりました。
若い頃はバンバン読んでたけど、最近は楽しみは少しずつって感じです。
ようやく自分も大人になったのです。イエイ。

漫画AKIRA全6巻


肝心の感想ですが、面白かった!
宮﨑駿さんのナウシカと同じで、映画版より漫画版の方がディープ。
世界観が濃密だし、最後の6巻なんかもうカオス満載のぐじゃぐじゃが良かった。(そこも似てる)

やっぱり何がいいって、主人公の金田がいい!
「AKIRA」ってSFだし、超能力バトルなんだけど、主人公の金田は実は何の能力もない。

いわゆる少年ジャンプの主人公は性格もいいけど、能力もライバルに打ち勝つことで高くなっていく。
でも金田は違う。超能力はいっさいない。
ただ気持ちが真っ直ぐで、それゆえに物語の渦中に突っ込んでいき、それゆえに主人公らしくど真ん中にいられる。
「金田が何とかしてくれる」って気持ちになる。

主人公って実は特殊能力要らないんだよな。強い必要ってないのだ。
真っ当なことを真っ当なタイミングで言えれば良いのだ。

AKIRAって壮大な話だからこそ、背骨がしっかりしていないとお話が持たない。
AKIRAのSF世界観はもちろん好きだけど、金田が最後まで減らず口をたたくのが大好きなのだ!

ちょいと値段は張りますが、おすすめです!

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