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【もやキャリランチ*レポ】諸留卓さん編〜2020年12月21日

ども!レポーターのくどうです!

今回のもやきゃりランチ会。ゲストは、今春、人材系ベンチャーへの内定を勝ち取り、アスリートのセカンドキャリア支援を基幹事業とする会社で、新規事業にあたるマーケティング関連作業を担当する予定の諸留 卓(もろどめ・たく)さん(王道さわやかイケメン!)

13年間続けた体操を怪我で辞めた後、国際交流系のサークルや長期インターンにトライ。
3年次編入した大学を4年次に休学して医学部再受験をしたり、アート思考に興味を持ったり、はたまた院に進んで起業準備をしているコミュニティに参加したり、俳優やモデルとしての経験があったりと、こんなに若いのにとにかく忙しくいろいろなことに挑戦してきたそう。

冒頭。
有限な人生のリソースと時間を使うべきか“砂漠で水を探し求めさまよっている状態”と述べる諸留さん。今日たまたまオンラインで出会った参加者全員であれこれ自由に、そして無責任に諸留さんのキャリアを考えます。

果たして、モロドメ砂漠に水は見つかるのか!?

体操と同じくらい情熱が傾けられるものがない…

自己紹介の後、多岐にわたる経験をもつ諸留さんの考え方にみんなからは質問が。

「体操の魅力って何だったと思いますか?」という質問には、
「非日常性・スリル・むずかしさと美しさの両立の3つ」と。

「体操以外で一番楽しいと感じたことは何かありましたか?」には、
「それがあったら今日ここに立っていないのかも」と。

メンバーは、諸留さんの「オリンピックを目指して体操に向き合った13年間の情熱と没頭」を垣間見て、感嘆(私は、学校が終ったら友だちとコンビニ前にヤンキー座りして、昨日見たドラマかお笑いかMステの話をして日が暮れる学生時代だったというのに…)

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隠れ目立ちたがり屋って隠れたいの?目立ちたいの!?

さらに話題は、諸留さんが歩いている砂漠の“特徴”について。

「やりたいことを1本に決めていない人」(イントラパーソナル・ダイバーシティ=自分の中の多様性)は、働き方や育て方の観点で注目されている考え方だというファシリテーターの成田さん。
「体操、医学部、起業家、俳優などなど。迷走してきた土俵、すべてに華がある。選択したキャリアのポイントとして、内側から出て来る自尊心みたいなものはあったりしますか?」と質問します。

こ、これは「もしや目立つの好きですか?」という直球質問をオブラートに包んで言っているのでしょうか??(^ ^;)

すると、「隠れ目立ちたがり屋なところがある」と諸留さん。
社会人デビューを控え「スポットライトにあたる側から、スポットライトをあてる側になる」という現実。

参加者からは「それがもやもやの正体なのかも…」という声が。

AKB48であり秋元康さんでありたい。
キャリアにおける“両立”って?

前回のランチ会ゲストの藤山さんから「社会人になってからも目立ちたい気持ちはある?」という直球な質問が(せっかくオブラートに包んだのにww)

「とてもあります」と素直な諸留さん。「SASUKEの選考にも2年連続でチャレンジしている」との発言に一同騒然!

「AKBでいうとAKBも秋元さんもやりたい」という発言から、話題はキャリアにおける両立へ。

「仕事でいうとプレイングマネージャーのようなこと?」と、33ネットワークコーディネーターの田邊さん。

「迷走と妄想が人間形成するので、どんどんやったら?」
「目立つなら、競技人口が少ないところにトライしてはいかがか?」
などなど、火がつき始めたアドバイスの応酬に諸留さんも納得。
今後のヒントが少し見えてきました。

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やりたいことは何歳になってもやれる

「諸留さんは主体的リアクティブな人」というのは、33アート倶楽部を主催する臼井さん。「もしかしたら、自分でこれをやりたいというよりは、誰かに『やってください』『期待している』といわれて活躍する人かもしれない」と。

成田さんも「営業がやりたかったわけではない、お願いされてはじめた営業職で花が開いた」とご自身の経験談をご披露。芸能人の萩本欽一さんも、他の人が「絶対うまくいくよ」と言われたことをやり続けたのだというエピソードを提供してくれました。

ここまで話を聞いて「感謝しています」と、感銘を受けた様子の諸留さん。やりたいことを自力で見つけるのではなく「期待に応える」という形で見つかる道もあるということなのかもしれません。

最後に、48歳で起業されたという参加者の方から、「やりたいことは何歳になってもやれる」と心強いエールが。

「ダブルゴール・コーチング」のお話とともに「何が向いているか周りの友だちに聞いてみるのもよい」というご助言をいただき、諸留さんから「新たな発見があってよかった」と感想をいただいたところで、お開きとなりました。

諸留さんは、砂漠ではなくモロドメ草原を旅していたのかもしれません。
おあとがよろしいようで(╹◡╹)

(文/工藤理恵子)

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