見出し画像

嫉妬の鬼だった私を一瞬で変えた魔法のような心理学

恋人の異性関係に嫉妬する人って、どのくらいいるのだろう?
多少する?結構する?それとも全くしない?


私は恐ろしいほど嫉妬深い女だった。
自分以上に嫉妬深い女には出会ったことが無い。



過去形にできて良かったと、心底思う。
もし、私に霊的な力があれば確実に、当時の彼氏もそれに近づいた女も
全員呪い殺してた可能性がある。


それくらいに嫉妬深かった。


嫉妬深い女の実態

好きになったらネトストなんて当たり前だし
周りの人間関係全部把握して過去の様子まで洗いざらい情報収集。
特に女の情報は男関係まで探りに探る。

でも表にはそんな様子一切出さないで(そう心がけてた)生きてた。


自由が好きだったし、自由を認められる女でいたかったからだ。
(嫉妬深いなんてかなり矛盾してるし、そう思われたくないのはただの見栄。
世間一般で言う重たい女になりたくなかっただけ)


実態はあんななのに😂😂😂ウケル


結婚するまで何人かとお付き合いしてきたわけだけども。

今の夫以外と長くは続かなかったし喧嘩をしたこともなかった。


なぜなら喧嘩をすること自体が面倒だったし
感情を乱されるのが何よりストレスだったからだ。


付き合う=ラブリーハッピーな時間を過ごす

って考えだったから、一緒にいて不快ならその関係には意味がないって思ってた。

だから嫌だな、と思うことがあればすぐに別れた。




相当ガキで傲慢で怠慢。。。😂
本当に何様なんだって感じ。

まあ短期間だったり遠距離だったりしたからこそ、嫉妬の鬼はそこまで凶暴化することもなくおさらば出来ていたわけだが。


嫉妬が引き起こした様々な弊害

それまで嫌になったらすぐに分かれていた私も、さすがに結婚となれば話が違うわけで。

ちなみに何で今は夫の彼氏とは長く続いて、喧嘩もできる関係を築けたのかというと。
平た〜〜〜く言えば娘のおかげだ。



付き合って5ヶ月で子どもができて結婚が決まったから、簡単に別れるって選択が無しになり向き合わざるを得ない環境になった。

価値観の違いでぶつかる度に話し合いをした。
1人で気ままに生きる方がよっぽど楽だと何度も思ったけど、
乗り越えてきたからこそ、信頼関係が築かれるんだって知った。


結婚観とか、暮らし方のこととか、子育て観とか、挙げればキリがないけど
とにかく話し合ってお互いが納得のいくところでわかり合ってきた。


しかし、嫉妬問題だけは別

今の境地に至るまでの約2年。
私は常に嫉妬の業火と付き合い続けることになる。


基本はいつも同じパターン。
彼に必要以上に仲良く接する女がいれば
①女に対して怒り、一人で悶々とするか友人に愚痴をこぼす。
②怒り治らず、不機嫌になる。
③対処法を取らない夫「別に何もない。自然体が一番」
④私は愛されてないと絶望して泣く。


メンタルヘルスとは一体🤔?という状態。

とにかくイライラして、腹が立つ。
ノートに感情を書き起こそうが、美味しいものを食べようが、温泉に入ろうが、その怒りは治らない。


彼と他の女の写真を見ただけで一日中泣いてる日もあった。

顔を合わせたくなくてわざわざ外泊したり、一人旅に出るなんてことも。
(そのくせ見栄っ張りだから直接文句は言わない)

書けば書くほど酷い有様。。。


彼の名誉のために言っておくと
浮気とかそう言ったことは一度もなく
やましい出来事はない。

相手に下心があるかどうかではなく
私が許せない、が全てだった。


何をしても解決せず、ついには別居寸前へ

「なぜこんなにも嫉妬してしまうのだろう?」
「どうして許せないんだろう?」


嫉妬するたび自分が苦しいのはもちろん、相手にも嫌な感情をぶつけてしまう現状に危機感を募らせていた。

嫉妬心の問題を解決したくて、私はとにかく本を読み漁った。



アドラー心理学、認知行動療法、禅、行動心理学、マインドフルネス、パートナーシップ…

結果的にどれも効果はなかった。

相手の自由を認められないし、感情はコントロールできないし、
愛情を示されても怒りは治まらなかった。


嫉妬する私は相手を信頼していないのか?
嫉妬しないくらい相手と確固たる関係を築くしかないのか?
それはいつになったら達成できるのか?



納得のいく答えを見つけられないまま、いわば爆弾を抱えたまま、それなりの日々を過ごしていたが…




爆弾は爆発した。ww


💣💣💣💣
夫に毎日のように連絡を取り合う女性の存在を知ったのだ。

その瞬間駆け巡った感情は凄まじかった。
冷静に、冷静に、冷静に・・・・・何度言い聞かせたことか。


実際は
「なんで毎日のようにやり取りする必要があるの?下心がなくてそんなのありえない」
「意味がわからない。理解できない。最悪」
「もう一緒にいたくない。無理。」



(これ全部半ギレで言ったし何なら泣いてた)
(ちなみに不倫とかじゃないw くだらんやりとり。しかしそれが許せない私)
(その女と私、どっちが大事なのよ状態w)



何とか仲直りしたものの、一緒にいて嫉妬することに疲れ果ててしまい、
数ヶ月の間、別の拠点で暮らすと告げた。
ただただ自分が楽になりたかった、逃げたかっただけ。でも限界だった。
(結局コ◯ナで面倒がおこり頓挫)
(そもそも嫌いになったわけじゃないので、なし崩しに別居は流れた)




全てを解決したフラクタル心理学


八方塞がりになり、諦めて一生付き合っていくしかない…
そう思っていた時に出会ったのが、フラクタル心理学だった。


尊敬する方が『これはすごい!』と絶賛されていてとても興味を持ったのだ。

画像1

これは今までのどんな心理学とも違っていて、全てのモヤモヤを吹き飛ばすほどの力を持っていた。
人生の総集編とも呼べる学問で、一生を捧げたいほどの感動を私にくれた。


とにかくざっくり説明すると、
☑️思考は現実化する。100%例外なく!
☑️世界は自分の思考が映し出されただけ
☑️自分次第だからこそ、自分の思考を変えれば他人も世界も変えられる



これだけじゃ到底伝わらないので、後々学問自体を深めた内容を書くとして。
今は嫉妬についてのみ焦点を当てていく。


眼から鱗!嫉妬していた本当の理由


嫉妬の本当の原因は何と、私と彼の話じゃなかった。


私の嫉妬は、パートナーである夫に対してではなく、
子どもの頃の私が、親に対して持っていた怒りだったのだ。


フラクタル心理学において全ての悩みは、怠慢で傲慢で無知な子ども脳の思考から生まれると教えられる。


怠慢:何もしなくても愛してよ
傲慢:あなたは私を大切にして当然
無知:相手に感情や自由があることを知らない


こんな子どもの頃の私が、ずっと怒っていたのだ。

彼=母親 相手の女=妹 と投影していて、
母親を妹に奪われた怒りをずっとぶつけていたのだった。


マジで目からうろこ。。
でも、めちゃくちゃ納得。。。


家族構成で下に妹や弟がいる人は、

必ず無意識下に「親の愛を奪われた」トラウマを持つという。


・親は私より妹の方が可愛いんだ
・妹がいたら私は愛されない
・妹は邪魔
・私だけを見て、私だけを大切にして
・誰よりも私を優先して


…こんな想いを持っていたことを思い出した。

そしてこの感情は、彼と近くの女性にそっくりそのまま当てはめていたこともよ〜〜〜〜くわかった。


妹に親を奪われたトラウマを思い出して、
私は恐怖し、怒り、涙していたのだ。





娘のおかげで気付けた親の愛情

子どもの時にできた無意識のトラウマ。

でも、それって本当にそうだったのか?
妹ができてから、私は愛されなかったのか?

私は親との関係や、過去をゆっくり振り返った。


・初めての女の子で泣くほど喜んだ話を何度もしてくれる
・いつも気にかけて電話をくれる
・困ったことがあればいつでも助けてくれる
・私のために、を誰よりも真剣に考えてくれていた
・何より、毎日安心できる環境で育ててくれた



愛されまくってるじゃん、自分。


そして、親になったことでそれはより一層理解できた。

・妊娠〜出産
・出産から始まった子育て
・衣食住すべてのお世話、お金の用意、日々の声かけ

断言できる。
こんなこと、愛情がなければ絶対にできない。


今、私は第二子を妊娠している。
もしも産まれたら、第一子は可愛くないのか?

絶対にそんなことはあり得ない。

娘の存在は唯一無二で、私の生涯の宝物だし、産んだことは人生で一番の幸せ。




・・・・この言葉は、全部自分に返ってきた。
私は愛されていたし、今もめちゃくちゃ愛されている。


毎日子育ての時間に、「私もこうして誰かに手をかけてもらって、これまで生きてきたんだな」と実感する。
誰からも愛情をもらわずに成長する人なんて、存在しない。




終わりに

脳は「当たり前のことを認識できない」という。



私は愛されていることが当たり前すぎて、それが分かっていなかった。
逆に言えば、当たり前になるくらいに親から愛されているのだった。


これまで、自立しているつもりで散々反抗してきたことが
恥ずかしくて堪らなくなった。
こんなに愛してもらって、大切に育ててもらって、よく親が嫌いなど口にできたものだ。


いても立ってもいられず、親に謝罪と感謝を込めた手紙を書いた。
それから小まめに電話をするようになった。


夫に嫉妬することはなくなったし、素直に愛情表現ができるようになったことで、以前よりも夫との仲が深まっている☺️。
例え彼の側に女が現れようとも、多くの人に慕われる彼を素敵だと思う。


親からの愛を実感したことで、親に対する反抗心も消えて感謝の気持ちを心から持てるようになった。

愛されている自分を好きになれたし、娘に対する愛もさらに深まった。

自分が変われば世界は変わる。
思考は現実になる。

この素晴らしい学問を、この世に広めていきたいと思う。