タイトルの難しさ。「女子」とくくることと、分かりやすく売ること。あとテレビ的な表現とか
Twitterでもツイートしたんですが、ツイートだとどんどん下のほうに埋もれてしまうので一応同じ内容をこちらにも。
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本のタイトルって基本的に出版社が決めるものでその当時私は「“女子”が若干気になりますがこれって必要ですか…?」と聞いており。そのほうが売りやすいという版元判断でした。それも分かるし、難しいなー…と思った。せめてものの、ソロ活は女性だけに限定した話ではないです、と必ず言うようにしてる。
念のため言うと版元批判ではないです。売ることのプロが「その方が売りやすい」と判断したものには従いたい。ターゲティングは避けて通れず、レッテル貼って差別したいわけでもなく…。タイトルに性別や年齢などを一切使わずに済むほどはまだ時代は変わっていない難しさがある…、ということなのだと思う。
だからタイトルに違和感がある、と言う人の気持ちもめちゃくちゃ分かる。
ぶっちゃけ私もある。
だってそもそもソロ活って女性だけのものじゃないし。タイトルに「女子」とつけてしまうと、どうしても女性に限定されたことに見えてしまうんじゃないか、と思った。
でも、10年以上、雑誌作ったり記事書いたり本作ったりしてきて、「見つけてもらう」ためのラベリングが効果的なのもすごくわかる。どんなにいいものを書いたって、手に取ってもらえなければ、見つけてもらえなければ、読まれなければ意味がない…。これは本に限らず、テレビとか他のメディアでもそうで、わかりやすいis正義、みたいなところがある。
性別などでレッテル貼りをしたくない思想はめちゃくちゃ強いけど、もの作りの世界の事情も同じくらいわかるので、難しいです。自分の中でこの問題への結論は出ていません。
私の考えは、ドラマ化についての原案者コメントで以下のように書いたのがすべてです。
↓↓↓
“ソロ活”は未婚、既婚、恋人の有無、性別、年齢に関係なく、全人類に開かれた娯楽です。タイトルに「女子」と入っていますが、女性じゃない性別の方にも楽しんでいただけます。ひとりは楽しい。だからといって、みんなで一緒に何かをするのがダメなわけでもない。ドラマの中には、誰のことを否定するわけでもない、自分の「好き」に正直に生きる主人公の姿があります。
と、タイトルの件とはちょっと別の話なんですが、
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