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つれづれなるままに

 二度目のステイホームなGWですが,皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は月一で投稿しようと思っていたnoteを二月半ほど放置してしまったので慌ててキーボードに向かっているところです。まとまった時間があるのでしっかりしたものを書きたかったのですが二ヶ月の間にいろいろ書きたいことがたまったのでかいつまみながら徒然なるままに書いていきたいと思います。元も子もない言い方をすると小ネタ集です。あと「つれづれなるままに」ってタイトルで一回書いてみたかった。

音楽メディアの話

 最近さよならポニーテールのリリースがありました。今度はカセットです。カセットのリリースは二度目ですね。カセットは聴けるので問題ないですがレコードはかれこれ三枚ほどたまっているので再生機器の入手も考えなきゃです。ほぼグッズとして買いましたがやっぱり聴いてみたいですしね。レコードに針を置くという体験もしてみたい。

 ところで自分の世代(90年代半ば生まれ)くらいって音楽メディアの過渡期にいるような気がします。カセットをぎりぎり違和感なく使えて,MDにも作ったことがあり,今ではDLやストリーミングも使い分ける,みたいな。触ったことのないのはそれこそレコードくらいじゃないのかという。いろんなメディアを知っているというのはなんだか得した気分ですね。共感してもらえるかは人それぞれでしょうが。

ロマンスと3020

 さよならポニーテールの「ロマンス」という曲があります(唐突)。

たった百年後にはもう誰もいない
千年たてばみんな地層の化石
ルルル ルルル なんだか寂しいね
タイムカプセルに嘘の日記をいれよう
昔人間は空を飛んだって書いて埋める ルルル
遥か未来の子供達がそれをみつけて
人は昔飛んでたって見上げたなら空はステキ
千年後のロマンスよ
        ーさよならポニーテール「ロマンス」ー

 こういった千年という時間を小さな想像力で超えてしまうような曲です。そしてもう1曲,SuiseiNonoAz「3020」。

 こちらも3020年,千年後に向けた曲です。この2曲はどちらも「千年後の創作」を描いていますが,「ロマンス」は時間の無慈悲さに対する想像力の勝利を,「3020」は音楽を通じた千年後の再会という別のテーマで描かれています。この解釈というか感想はだいぶ飛躍していると思いますが。その辺を色々下書いてみたのですがうまくまとまらかったのでここでさらっと触れたいと思います。どちらも名曲なのでぜひ聴いていただければ。

例のウイルス禍の楽曲

 個人的には音楽にはあまり時事要素は入ってほしくないと思っています。イベントが終わると急速に廃れていったり,どうしても善悪の要素とか曲そのもの以外にエネルギーが向かったりするので。

 そんな私でもこの曲は今の状況がコントラスト強くなく描かれていていいな,と思いました。突き放すわけでも吐き出すわけでもなくただ寄り添ってくれる,そんな感じ。そしてお洒落な音作りは流石のKIRINJI。

世間というのは,君じゃないか

 これは「人間失格」(太宰治)の一節ですね。例のウイルス禍でいろんな立場でいろんなことを好き勝手に言っているので辟易としますが,主語の大きな話は聞き流していけばある程度緩和されるんじゃないでしょうか。主語の大きな話は大概が自分のエゴをふわっとした線引きでさも一つの勢力であるように見せかけ,責任を薄めているというのが相場なので。そんな無責任な話にいちいち心をかき乱される必要はないです。あとぶっちゃけツイッターデモってただのスパム行為ですよね。

みそ汁の効能

 閉塞感の続く日々でQOLを上げるには……?という問題に対して,みそ汁を用意する,という結論に至りました。QOLを上げるには食のクオリティを上げる,食のクオリティを上げるにはもう一品追加する,一番手軽なのは汁物を作り置く,じゃあみそ汁だ! という単純な思考からみそ汁のストックを始めましたが,想像以上に効果的でした。たとえコンビニ飯や冷食でも,みそ汁が加わるといい食事ができてる感がでておすすめです。

ココロ踊る音楽

 最近Lucky Kilimanjaroというバンドにハマっています。

 テクノサウンドを中心としたダンスミュージックがメインにありますが,そうした音楽にありがちな硬さがなく,生活にすっと馴染むような柔らかさがあります。ダンスミュージックといいますが「踊る」というよりも自然と体が「揺れる」という感じです。それくらいナチュラルに聴けます。私は音楽は日常のシーンの中で機能する,違和感なく馴染む,ということが大事だと思っているので彼らの音楽はとてもツボです。

 J-POPにおけるダンスミュージックといえばサカナクションが有名ですね。サカナクションも大好きです。私のイメージではサカナクションが余所行きの一張羅で,Lucky Kilimanjaroは普段着という具合。家でアルバムをループするだけでもココロ踊るのでオススメです。

 期間限定の配信ですがトーク番組の見逃し配信もあるので気になった方はぜひ。「世界中の日常をおどらせる」っていうコンセプトは素敵ですね。

おわりに

 というわけで今回はごった煮回でした。ほとんど音楽の話でしたね。音楽の話は色んな曲を聴くと書きたくなってくるんですが,下調べして一つの記事で書くのはハードルが高かったり,書いている間に心変わりしたりするのでこういった形で書くのがいいのかもしれません。Lucky Kilimanjaroについては個別で書いてもよかったかな…。

 以上,お納めください。

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