今年聴いた音楽たちの話

 あっという間に12月ということで,何となく1年などを振り返ってみたくなる時期です。
 と,いうことで今回は今年聴いた曲たちを備忘としてまとめておこうかなと思った次第です。

菅原圭

 今年の音楽は菅原圭の曲を知ったということが大部分を占めてました。くくりとしてはシンガーソングライターです。とりあえず3曲ほど上げてみましょう。

シトラス

 一番最初に知った曲です。とにもかくにも声がいい。他の曲もそうですが全体的にロマンチックというか多くを語らない雰囲気重視の歌詞が好みです。

ブランケット

 シトラスよりもよりしっとり目なバラード。音数は少なめですがベースが結構動いているという自分好みの曲です。

やさしい歌を耳元でささやいて
噛みしめたいほどの幸せと
あと何回すれ違うんだろう

菅原圭「ブランケット」

歌い出しの歌詞がもう好き。

シャワールームランデブー

 今年ぶっちぎりの1曲。浮遊感のあるアレンジに内省的な歌詞が,特徴的なボーカルと合わさって最強にみえる。結構世界観はロマンチックですかね。今年の5月にMVが公開されて以来ほぼ毎日聴いていました。
 正直菅原圭は何聴いてもいい,と思えるくらいに個人的な好みにドはまりしてました。

Can not be waiting anymore? / 春野

 YouTube Music曰く今年一番聴いた曲だそうで。確かに5月にシャワールームランデブーを聴く前はほぼ毎日聴いていた気がする。四つ打ちのリズムなのにしっとり目のメロディー,少し色気のある気だるげなボーカルが刺さりました。「これが”チル”ってやつか!?」と思った次第。

ウェザーステーション / 稲葉曇

  次は稲葉曇のアルバム「ウェザーステーション」です。歌愛ユキというちょっと珍しいボーカロイドの気だるげな曲たちが特徴です。お気に入りは「君に回帰線」。よく朝に聴いてずる休みをしたいと思いながら通勤してました。

その汚い手を二度と見せるな / アメリカ民謡研究会

  まず聴いて欲しい。そして衝撃を受けて欲しい。アメリカ民謡研究会はVOICEROIDを使ってポエトリーリーディング調の曲を多数公開しています。この曲は今年リリースされたんですがまあすごい。実は生成AIが描く絵をテーマにしてたらしいということで結構風刺的でもあります。この曲は刺さる人には刺さるのでぜひ刺さったら掘り下げて欲しい。

またね / Lucky Kilimanjaro

  ラッキリからは「またね」を。4月頭にリリースされたお別れの曲です。

春の隙間からさよならの匂い

Lucky Kilimanjaro「またね」

  この歌い出しのフレーズがとっても良いと思いまして。春先の浮かれた感じの裏にちょっとある後ろ髪を引かれる感じをこの1行で表現しているのはちょっとした発明だと思った次第。

   と、いうわけで年の瀬の今年の音楽まとめでした。他にも色々聴いていましたがとりあえず今回はこれくらいで。
  以上、お納めください。

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