友達に相談された内容と同じことが自分に生じても、友達にアドバイスした時のようには考えられない不思議

 よくある話。

 友達から「今の会社辞めようと思っていて、カクカクシカジカで云々で…」という相談をされた経験は皆さんもあると思う。

 その時の自分からは「自分のやりたい事あるなら、転職したら?」や「カクカクシカジカの対策したほうがいいんじゃない?」など、具体的な回答をするケースが多い。(私は)

※別のケースで「うんうん、辛いよね、大変だよね」といった共感を示す事で完結するものもあるけれど(汗)

 しかし、自分の中に同様の悩みが発生した場合、上記のアドバイスの様に自分が動けない事無いだろうか?「ん〜でも会社の人に迷惑が〜」「今やめなくてもいいかな〜」「今やらなくてもやりたい事は逃げないし」などなど、言い訳テンコ盛りである。

 この様な事象の原因は、「他人」の「悩み」であれば「事実」と「自分の感情」を切り離して「最良な選択肢」を考えられるが、「自分」の「悩み」だと「事実と自分の感情」+「他人の評価」を気にして「まとまらない」からだ。

 要するに、「思考の整理が出来てない」のである。ここで大きな足かせになるのは「他人の評価」。たぶん、これを気にしないだけで、ナニカを決断するにあたって、かなり身軽になるんだと思う。

 追加で言うと、「自分の感情」とは大体が「新しい一歩に対する不安と言う名の言い訳」であることが多い。「現状維持に安心しながらも不安で、しかし新しい挑戦に対しても期待と不安でいっぱい」なのである。

 さて、ここで考えてみよう。友人に上記のようなアドバイスを送り、友人も同様に不安があるだろう、その時あなたはどういう言葉をかけるのか?

 きっとそれが自分に対しても必要とさせる言葉なんじゃないだろうか。

 私だったら「あなた(私)は大丈夫。何かあっても私(あなた)がいるんだから」と伝えたい。

 

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