1日遅くなりましたが、2月20日は僕にとっての思い出深い日でした。

遡ること十数年前の2月20日に、僕は人生を変えるため、起業にむけて踏み出す決断をしました。

当時のことは今でも鮮明に覚えています。

当時、僕は起業のきの字も考えたことがありませんでした。

大手の会社に入って、そこそこ頑張って安定した収入をもらって過ごすことが、僕にとってはベストだと思っていました。

実際、もともと働いていた会社はすごく大手というわけではないにしても、一部上場の会社で、すごく良かったわけではないですが、悪くもなかったですし、最終的に大手に転職すれば良いかな、とも思ってました。

ただ、働いている中で、自分は何のために誰のために働いているのか疑問に思い仕事に対するやりがいを見失い、上司を見てると休みの日も仕事のメールを頻繁にしているのを見て頑張った先に待ってるのはこういう人生かと悲観し、
働き始めて3年が経過しようとしていた時、本当にこのままでいいのかなと漠然と思うようになりました。
ただ、解決策は見つからず、周りの人と比較したら特段悪くもないし、就きたい仕事に就けたのだからむしろ幸せな方なんじゃないかと自分に言い聞かせてました。

こういった気持ち持ってる人は多いのかなと思います。

じゃあそんな僕がなぜ起業に方向が向いたのかというと、ベタですが人との出会いと本との出会いがきっかけです。

人と話すこと、本を読むことで視野が広がる、価値観が変わる、というのは使い古された言葉ではありますが、本当にそれを体感しました。

その時に会社の先輩から紹介いただいた方が今では僕のメンターなわけですが、
その方に初めて会った時に聞かれたことが今でも印象に残ってます。
それは「今の生活を生まれ変わってももう一度したいと思う？」です。
僕の答えはもちろん「No！」でした。
生まれ変わるのであれば絶対に違う人生にしたい！と思いました。

そのあと、聞かれた質問が本当に人生を真剣に考えるきっかけになりました。

なんだか書いてたら長くなりそうなので、続きはまた次回に書きたいと思います。