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勝手にしやがれ : À bout de souffle / 1959 フランス

監督:ジャン=リュック・ゴダール
directed by Jean-Luc Godard

初めて観た時の衝撃というかワクワク感が忘れられない。概ね思いつきみたいなカット割りが本当に思いつきであって欲しい、天才は感覚でモノを作ることが許されて欲しい、謎だかそんなことを願ったものでした。
これを作ったときのゴダールは28歳か…。最後の作品までずっと最先端。格好良い。

深読みが苦手な私には、心理的葛藤を重要視しない人物描写や軽薄な人間関係や軽快なストーリー展開が心に優しい。“生き急ぐ”が刹那的なものではなく、適当にしてたら結果バタバタしてしまい生き急いでるっぽくなったな感じもまた良し。実にシンプル。       

illustrated by mrgcry


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