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2022博多ライブのオプション旅【前編・鉄印を集める旅|平成筑豊鉄道】

2022年夏、GUEEN博多公演のついでに行った、まったく個人的な旅の記録です。

最後に博多に立ったのは2017年秋。当時勤務していた高校の修学旅行の帰り、新幹線へ乗り換えるために寄っただけでしたが(のぞみで博多→東京は、かなり辛い行程でした)。

何か公的な用事で出かけることになった場合、貧乏性…というわけではありませんが「せっかく遠出するんだから、ついでに○○へ行こう」という思考回路は、柳ジョージさんのツアーをやらせてもらっていた頃から変わりません。
路面電車に1時間半乗ったり、オフ日に県境越えてサッカー観戦に行くなど、割とじっとしていられない性分のようです。

夏休みのあいだ、これまでどこへも行けてなかったので、このタイミングとばかり、家族3人で前乗りして博多に入りました。
現役の(小)学生がいるので、太宰府天満宮は行こうと決めていました。
そしてかねてから企画していた関門海峡横断も加えて、ゴールを「シン・エヴァンゲリオン」の聖地・宇部新川駅に設定しました。

GUEENのライブ当日「キッザニア」が大好きな娘は、今年7月末にオープンしたばかりの「キッザニア福岡」へ。
私は会場入り時間までに、平成筑豊鉄道に乗ってきました。記念すべき鉄印帳記帳第一号となりました。

早朝6:10博多駅発、福北ゆたか線で直方(“のおがた”と読みます)駅へ。
直方駅の平成筑豊鉄道ホーム。7:27発。
へいちく400形(左)とJR福北ゆたか線(右)。
金田駅で途中下車(7:48)。この駅で鉄印を記帳。
金田駅の車庫。左から“ことこと列車”、412形、501形。
朝からテンション上がります。
407形で金田(8:10)→田川伊田(8:24)。
となりのホームには403形。

田川伊田駅は駅舎内に宿泊施設があって、街と不釣り合いなおしゃれなベーカリーも併設されていました。
また、駅からすぐのところに見つけたハンバーガー・ショップの名前は『スティーブンスピルバーガー』。

駅から歩いて国指定遺跡「三井田川鉱業所伊田坑跡」へと向かいました。

高さ45m、圧倒されます。

「炭坑節」発祥の地と言われています。我々がよく耳にする歌詞には「三池炭坑」とあるけれど、これはレコード化するときに歌詞を変えられてしまったことが原因で、歌は田川地区で生まれ、元は「三井炭坑」と歌われていたとのことです。

JR田川伊田(9:24発)→小倉(9分ほど遅延しました)。
進行方向左手に見えた香春岳。平らに削られた山に、しばし言葉を失いました。

小倉駅から自由席特急券を買って、入線してきた新幹線にダッシュで飛び乗り博多駅へ。

発車して5分くらい経った頃、見まわりに来た車掌さんが「ここは指定席なんで…」と完全に自由席と思い込んで余裕ぶっこいて座っていた私に一言、あと10分ほどを2両となりの連結部分に立って過ごしました。自動扉をちょいちょい開けてしまい、過敏なセンサーを恨みながら。

無理して新幹線に乗ったおかけで、入り時間には余裕で間に合いました。

(↓【後編】です)

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