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【カフェラテの話①】

 何かを書いて発信しようって思った時に、必ずこれについては書きたいなって思ってたのがカフェラテの話なんだよね。カフェラテ大好きなんですよ、美味しいですよねって話ではないんだけど、もちろん好きで毎日飲んでるけどね。①ってナンバリングして②があるぞって仄めかすぐらい書きたいことがいっぱいある、それがカフェラテのこと。
 カフェラテって面白いなと思うのが、人それぞれカフェラテに対する認識が違っていて、その誤差がけっこうエグいってとこ、こと。
 以前、朝はいつもカフェラテ飲んでるんですって言ったら、「甘いの好きなんですね」って言われて、いや砂糖は入れないから別にそこまで甘くは……否定できないほどチョコ好きではあるけど……みたいな感じで戸惑ったことがある。聴いてみたらその人にとってのカフェラテはコンビニで売ってるストロー差して飲むマウントレーニアとかああいうタイプのカフェラテだったみたい。確かに缶コーヒーとかも無糖って書いてない限りデフォで甘い。
 そうそう、缶コーヒーでもカフェラテってあるし、最近じゃどこのコンビニ行ってもレジで注文するコーヒーのメニューにカフェラテあるよね。ファミレスや回転寿司のメニューにもカフェラテがあったりする。
 ところで毎朝飲んでるカフェラテはじゃあどんな感じって言ったら、それはこの文章に貼り付けた画像みたいなそう『カフェラテ』です。
 いや、冷静になって全部並べてみてごらんって話なんだよね、画像みたいなカフェラテ、コンビニのレジで買えるカフェラテ、缶コーヒーのカフェラテ、フタにストロー差して飲むタイプのカフェラテ……これ全部名前はカフェラテだけど、全然違うモノじゃねーかよって話なの。缶コーヒーとストロー差すやつは中身に同じっぽいけど、そこはツッコまないとして。

 こういうのって他のものでもけっこうあるよね。普通ならここで具体例を上げて差し込むんだけど、全然思い浮かばないのはなぜ。じゃあそこからどれが本来のカフェラテなんだ?ってなったらやっぱり画像のタイプのカフェラテじゃん。けど、消費量って数字の世界で多数決におけるカフェラテはどれかって考えたら、圧倒的にその本来のカフェラテってやつが1番少ないと思うの。イメージのしてのカフェラテがそれであることは間違いないのに。

 つまり何かを販売するときの考え方として、数を売ろうとしたら本来の姿から遠ざかることがあるってことなのね。逆に考えればカタチや姿を変えることで数字を取れるようになるかもねって話でもある。 
 ってか言ってしまったらまがいもの的なモノが市民権を得てしまうみたいなパターンはよくあるけど、カフェラテに関してはホンモノ・ニセモノ的なこという人すらほとんどいないの不思議だったりする。どっちもちゃんとカフェラテとして認知されてるっていう不思議ね。

 だからなんだよって誰かに言われたら、会話できないタイプの人?って返してあげて。知らんけど。

 【カフェラテの話②】

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