【1日1曲】Cat Power - Woman (feat. Lana Del Rey) (Official Video)

正直いうと愛聴するアルバムにはならないとは思う。

けれどデビュー当時「カッティングエッジな表現」の源泉を担っていたUSインディー・コミュニティになんとか居場所を見つけた彼女が時が移ろうなかで、いつしかアメリカ大陸の音楽の歴史と繋がり、そして大地に溶けていくようにルーツミュージックを奏でるようになったというのはアメリカの豊かさの一つの証左だと思う。

90年代から00年代前半にオルタナティブやインディという呼称で括られたアーティストたちの少なからぬ数がこうしたアーティスト・ジャーニーを辿ってい気がする。チャート含めた「市場」への影響力とは別軸で語られるべきアメリカのポップ・ミュージックの側面。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?