【カヌーポロ】動画でオフェンスをしっかり解説①

以前「【カヌーポロ】 戦術の話 ~オフェンス編~ 基礎の基礎」という記事を書きました。自分なりに言語化してみたつもりでしたが、これから始めようって人には理解しづらいな、と思い動画を交えながら解説してみたいと思います。

ジョッスル(jostle = 押し合い)の例

前の記事では「相手を物理的に押し込んでスペースを作る方法」と書きました。押し込む?押し込んだ先に何をすればいいの? なんて疑問が湧くようになってきたら初心者卒業です。

3:39:53~のシーンです。以下、静止画で解説していきます。

ブログ①

ブログ②

ブログ③

ブログ④

いかがだったでしょうか。ジョッスルを活用したとても好事例です。

実は後ろの選手の走り込みでは簡単な引き付けの動きもあり、教科書のようなオフェンスです。このオフェンスの優れているところは、いくつかあります。

まず、左右対称でオフェンスをスタートしていて、ジョッスルでより左右のどちらがディフェンスを崩せているか判断した上で攻められることです。

素早いパスワークを必要とせず、シンプルなパスでつなぐことができるという点も良く戦術が練られている証拠ですね。各選手の役割がわかりやすく初級者でも習得が比較的簡単、ある程度のレベルの相手にも通用するので、使い勝手が良いオフェンスだと言えます。

欠点はないの?

もちろんあります。今回の動画では非常に大きなスペースが出来上がっていますが、実際にはもっと激しく競り合っていて、あそこまで綺麗にポッカリ空くわけではありません。スペースが小さければ両外の角度がない場所でのシュートを撃つことになります。

また、動きの決まりが多いので、1回で形が作れなかった場合、次の展開をしにくいという欠点があります。これについては次のオフェンスをしっかり考えれば解決できそうですが。

あとはパワー・スピード溢れる上級者チームにはこのオフェンスでは通用しないかもしれません。とはいえ、部分的に取り入れるなど使えるところはもちろんあります。

最後に

動画を使って解説してみました。理解しやすかったでしょうか?次回は引き付けの好事例を紹介したいと思いますが、これまた解説するのがとても難しいのでアップするのはいつになることやら・・・。気長にお待ちください。

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