HELLO WORLDと一歩。
タイトル通り、『HELLO WORLD』を見た。
関西旅行に行く夜行バスで見たから、聖地巡礼出来そうで
何だか楽しみ。
沢山の仕掛けと不思議な世界観、幾何学模様によって紡がれるストーリが魅力的で気がついたら終わってた。
自分を振り返れる、良い映画だった。
主人公は作中で、大きな一歩を自ら踏み出せるようになる。
そのシーンは勇気も劣等感もくれた。
そしてこの劣等感は感じちゃいけないものだと思う。
いちいち感受して、しっかりと受け止めていたら現実とのギャップに精神が崩れていくだけだから。
俺は芸術が好きだ。
創作できる人を本当に尊敬してる。憧れる。
だからこそ、依存している。
依存しているから、崇高なものだと思い過ぎている。
最も大切な自分の中身と向き合う事から逃げる口実を、
芸術に、創作に、あてがって己を守っている。
それが俺の弱さ。
俺の1番嫌いなところ。
Helloと言える日は、
白紙のノートに自分で書き込める日は、まだ遠そうだ。
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