kento

30代ITエンジニアです。1歳児のパパやってます。

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最近の記事

シングルファザー予備軍の日記#5~妻の体調回復からの再悪化

妻が入院してから2週間ほどが経過しました。 日記#3を書いたちょうど次の日ぐらいに、妻の体調が回復してきました。 食欲も出てきたり、夜はテレビ電話をしたりと、入院前と似たような生活を送ることができました。 3~4日間ぐらい体調も安定してるし、病院にいても暇だしで、一旦退院しようかって話をし始めました。 病室をそのままにしておいて、外泊って形で帰宅するのも選択肢としてありましたが、「お金かかっちゃうし、いつでも再入院できるし、体調も安定してるから退院してみましょっか」と

    • シングルファザー予備軍の日記#4~平日の児童館に行ってみた

      今回は完全に育児寄りの話題です。 今まで児童館とか託児所とか、他の子供と接触する可能性のある場所には連れて行ったことがありませんでした。 病気をもらって、妻のがん治療に影響がでるのを回避するためです。 現在は緩和ケア病棟に入院しているので、子供の病気に対してそこまで神経質にならなくてもいいのかなと思ってきました。 また、最近親戚の子供と遊ぶ機会があり、その時娘がいきいきして遊んでいたこと、周りに大人がいることで僕の精神衛生が良かったことなどを踏まえて、ずっと行ってみた

      • 妻が脳腫瘍になってからの接し方

        2023年2月に妻が悪性脳腫瘍(膠芽腫)を患いました。その闘病生活の経験をnoteに投稿しています。 今まで日記形式で時系列的に書いていましたが、今回は接し方というテーマで書きたいと思います。 具体的には、配偶者が難治性のがんになったと分かったとき、どう接したらよいか?について自分なりに考えていたことを共有します。 今までの日記はこちらです。 ※脳腫瘍、特に膠芽腫とは何か?余命がどれぐらいか?が知りたくない人は読まない方がよいかもしれません 医者の宣告を打ち明けるま

        • シングルファザー予備軍の日記#3~弱りゆく妻・娘との二人暮らし

          前回の投稿で、妻が急遽入院することになった話を書きました。 入院して1週間ほどが経過しました。24時間面会可能な病院なので、毎日見舞いにいっています。ただし1歳児を連れているのであまり長居はできません。個室ではありますが、1歳児が遊べるスペースも物もないのですぐにぐずりだしてしまいます。 そして妻も、寝てる時間が多く、会話するのもしんどいくらいなので、見舞いに行っても僕がしてあげられることは少ない状況です。しんどくてスマホも見れないので、LINEでのやり取りもほぼできませ

        シングルファザー予備軍の日記#5~妻の体調回復からの再悪化

        • シングルファザー予備軍の日記#4~平日の児童館に行ってみた

        • 妻が脳腫瘍になってからの接し方

        • シングルファザー予備軍の日記#3~弱りゆく妻・娘との二人暮らし

          シングルファザー予備軍の日記#2〜妻の入院〜

          タイトルの通り、妻が入院することになり必然的に1歳娘との二人暮らしが始まりました。 入院先は、事前に決めていた緩和ケア病棟のある病院です。近いうちに入院することになることは覚悟していましたが、救急車での搬送という形になったので突然感は否めないです。 急遽始まった妻がいない生活、娘との二人暮らし。喪失感が半端なく、軽いうつみたいな感覚で何もやる気がでません。 noteを書いてる間は気がまぎれるかなと思い、第1稿に引き続き、妻の脳腫瘍関連の話と育児の悩みなどをつらつらと書い

          シングルファザー予備軍の日記#2〜妻の入院〜

          シングルファザー予備軍の日記#1

          2024年5月現在、僕は妻と娘(1歳)の3人暮らしをしています。 妻は昨年悪性脳腫瘍(膠芽腫)を発症し、再再発を経て余命残りわずかという所まで来ました。 僕は普段Xやブログで職業柄、技術的なことを中心に情報発信等していましたが、妻の病気のことには触れてきませんでした。 Xやネットでは病気に関する情報収集こそしていましたが、自ら発信するようなモチベはなく、そんな心境でもなかったからです。 しかし終末期が近くなった現在、逆に冷静になってきたこともあり、気持ちや思考の整理も兼

          シングルファザー予備軍の日記#1