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信じられない私の乳がん検診体験

寒いこの時期、いつも思い出すのは数年前の
乳がん検診です。

私は信じられない経験をしました。
今日はひさしぶりに思い出したので書いて
みたいと思います。

私は市から送られてくるがん検診をいつも
まじめにうけていました。

ある年、乳がん検診の対象になっていたので
いつも通り検診を受けました。

とくに自覚症状もなかったのであくまでも
健康診断ということで、診てもらいました。

違ったのはいままでの病院ではなくその時に
予約がとれたいつもとは違う病院にいった事
くらいでした。

検診をすませ、結果は数週間後に郵送で知らせるとのことでした。

いつも通りの流れだったので、検診をうけたこともすっかり忘れていました。

検診からしばらくたって携帯に見知らぬ番号から着信があり、なんだろうと思い電話にでました。

「乳がん検診の結果をすぐにお伝えしたいので
 急いで病院まできてください」という病院からの電話でした。

私はその時、全身から血の気がひくのを感じました。
仲良しのお友達が同じように病院から直接電話があり、その後ガンであることを知らされたという話を聞いたことがあったからでした。

まだ内容は聞いていないのに心臓がものすごくはやく動いて動揺しているのか自分でもわかるくらいでした。

その日は動揺して眠れなかったけどまだガンと決まったわけではないので落ち着くように何度も自分に言い聞かせていました。

次の日、急いで検診した病院に行くと、担当した先生が私の胸のレントゲンをみながら信じられないくらい軽い口調で「ガンだね~」と言いました。

私は、まさかこんなに軽い感じで言われると思わず、頭が真っ白になりました。

そして、その先生は続けて、「あ~脇のリンパにも転移してるね、ステージ2だね」と言いました。

え?え?そんなに簡単にいわないでよ、、、と
私は自分に何がおこっているのかわからず呆然としました。

でもいましっかり聞いておかないといけないと思い、自分をふるいたたせて、「右の胸には以前、繊維腺腫という診断がでた良性の腫瘍はあるんですが、それがガン化したってことですか」と聞きました。

先生の答えは「それはわかりません」とのことでした。
じゃあ、ガンじゃなくて10年くらい前に乳腺専門病院で診てもらった線維なのでは?と言ったのですが、その先生は間違いなくガンです。と言います。

しかもとても軽い感じで、、、。
私は涙が出そうになるのを必死に我慢しながら
色々質問しましたが何を質問したかは覚えていません。ただ、ものすごく迷惑そうに質問に答えられたことだけは思えています。

あまりにもショックな出来事でした。
でも家に帰ってきて子どもの前で泣くわけにはいかないので必死に平静を装っていました。

大きな病院に紹介状を書いてもらい、診察の
予約がとれましたが、それは2週間後という
私にとってはとてつもなく先の診察となりま
した。

それからは毎日子どもが寝てから泣いていました。本当につらい2週間でした。

今日も読んでいただきありがとうございます!
次回に続きます♪



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