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行政書士試験’23の敗北備忘録

定期的に書こうとしていたのも8月6日が最終で、早3ヶ月以上が経過。こんなことでは試験勉強がコツコツと進んでいるはずがないという指摘が最もほど、勉強は順調とはいかなかったし、結果はともあれ試験まで到達できただけでも良しとすることもある。

結果は火曜日の午後になって自己採点を始めるように、合格圏に達しているとことはないと思っていたので想定内ではあったが、記述を甘く採点しても140点程度と、合格ラインの300点満点中の六割、180点には程遠かった。5選択肢からの択一というマークシートが40問中で11正解とひどい結果となって、自信をもっていた設問での間違いが多数あったのは驚きであった。

4か月前から初学者で通常では無理な挑戦ではあったが、無職中の時間を生かした頑張りで3か月合格の体験記通りに期待してみたものの、ひと月経過後辺りには次第にかなり限界を感じて、民法など文章を読むだけでめまいが出て、眠くなるなどアレルギーがひどくなってきた。図らずも、勉強開始時のまだ余裕あるときに書いた、これで哲学をやめた、に通じるような法律嫌いを感じてしまいスランプとなった。

独学だったので、テキストはTACの合格革命のテキスト、基本問題、肢別問題の三種類をベースに、あとは友人からいただいた過年度のフォーサイトの受講機材一式から、択一と記述の問題集のみを比較的手軽な問題量だったので基軸として何度も復習した。残りはLECの模擬試験3回分程度で、基本としたのはTAC肢別問題集だったが、私も7回ほど繰り返し時間を費やしたものの消化不良だった気がする。

動画としては、ゆーき大学をよく見て概略をつかむようにして頼りになったが、もちろん宣伝用に一部公開なので残りはTACテキストを自学するのだが、噛み合っていない、説明範囲が狭いなど大きなテーマを理解するには不十分だったものの、要点だけまとめて解説していたのは役立った。
他には、行政書士独学応援というチャンネルも役立つとのアドバイスを聞いていたが、詳しすぎて付いていけないところもあり、TAC肢別本を積極的に推奨しているが法律の素養やリベンジ組など受講者を選ぶように思う。

勉強のやり方よりも、なぜ行政書士なのか、今後どうしたいのか、など諸々の懸案を抱えながらの受験であり、試験日が近づくにつれてその目標なり方向性なりが見えてきて、試験が終わると世界は晴れ晴れとしていると思いたかったが、試験当日の寒さは秋には異常だったが、何とも奇跡は起きない。

4か月程度は、自宅か妻の実家の新潟にこもりきりでだったが、妻からの献身的なサポートもあって落ち着いた環境で勉強に専念し、義母も交えて楽しく秋田旅行をしたり、何度か東京と新潟への往復もあったが環境が変わったり、また二匹の犬たちの面倒、特に9月に一歳になったコリー犬の雄犬ライには散歩などで無邪気な行動やボールを追いかけたりジャンプして加える曲芸などを練習したりと、妻が癒されたくて飼っているものの、私も十分に楽しませてもらっている。

政治業界に3年ほど前から入ってからも、それ以前からも家庭内はうまくいっておらず、妻に責任があると思っていた部分もあったが、娘も留学でしばらく不在になって夫婦こうして二人でほぼ毎日顔を合わせていると自分が勝手だったのではとの自責の念が生じてくる。留学にしても色々と言いたいことはあるが、保守的な自分が安全策を一般化しているだけで、母親としての思いやこれまでの育児の過程などを踏まえれば、金銭的に可能な範囲で自分が体験して海外への挑戦や可能性を高校生で将来を決めていくような早い時期に体験させるのは選択可能なのだろう。

昨日今日は、自宅の勉強部屋などの掃除や片づけをしていた。朝案は冷えるものの、日中は心地よい秋日和で布団や衣類の交換や、しばらく放っておいた本や書類、預かったりしたトラメガなどの選挙グッズなども一度まとめてみた。今週末には新潟に行ってしばらくは滞在するので、先月とは大違いの冬支度なども積み込んで行くことになる。

今後の仕事など、幾つかの話しもあるので今週は近所の紅葉散策などもしつつ、次に受験するか不明ながら勉強の仕方として反省なども書き留めていきたい。だらだらと長くなった。

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