【FIA F2 Rd.13イタリア🇮🇹フィーチャーレースハイライト】

ヨーロッパラウンド最後のラウンドとなったイタリア🇮🇹モンツァ
そのフィーチャーレースを制したのはオリバー・ベアマン🇬🇧(プレマ/フェラーリ育成)
2位にはなんと15番手スタートから起死回生のポジションアップとなった岩佐歩夢🇯🇵(DAMS/レッドブル育成)
3位はポイントリーダーのテオ・プルシェール🇫🇷(ART/ザウバー育成)が入る結果となりました

前日のスプリントレースでSCは2回だけでしたが、今回のフィーチャーレースではなんと5回もSCが出動する大荒れの展開
SCドライバー大忙しです
1周目からランキング2位のベスティ🇩🇰(プレマ/メルセデス育成)が芝生に押し出されてガードレールをヒットしリタイアとなったのは非常に痛い展開でした
ベスティはタイトル奪取に向けてスプリントレースで8pt差まで詰め、このフィーチャーレースで離されるわけにはいかない状況でした
ベスティも相当頭を抱えてましたね

反面見応えのあるバトルも各所にありました
その中で我々日本人にとっても手に汗握ったのは終盤の岩佐とプルシェールのSC明けリスタートのバトルじゃないでしょうか?

岩佐は15番手スタートだったことからタイヤ戦略が周りと逆で硬めのミディアムタイヤでスタートし、後半にスーパーソフトタイヤを履いてました
この時点で岩佐のタイヤは垂れてはいましたがSCが入ったおかげで一休み入れることができ、このリスタートのタイミングでタイヤの美味しいところを活かすことが出来たのかと思います
今回5度もSCが入りましたが岩佐はそのタイミングでうまくポジションを上げることができ、15番手スタートから今回2位表彰台まで上がることが出来ました
スパのフィーチャーレースから続いていた不調がここで払拭できたかもしれないですね!

今回のレースを終えてランキングは以下の通り

プルシェールとベスティは25pt差まで広がってしまいました
また岩佐も奮闘はしましたがプルシェールからは39pt差となっています
1イベントで獲れる最大ポイントはスプリントレース1位10pt、フィーチャーレース1位25pt、各レースファステスト1pt(計2pt)、予選トップ2ptの合計39pt
岩佐もまだ可能性は残してますが、現実的ではないでしょうね
ベスティですら厳しいと思われます
ベスティと岩佐は14pt差なので、岩佐は2位を狙いつつ3位を確実なものにするのが現実的でしょう
逆にモンツァラウンド前まではドゥーハンが4pt差まで迫り、マルタンスも勢いがあったことから3位の立場が危うかったですが2人ともこのモンツァで稼ぐことが出来なかったのは助かりましたね

さて、次戦はいよいよ最終戦
舞台は2ヶ月以上の月日を空けてF1最終戦と同じアブダビ🇦🇪ヤスマリーナサーキット
1年の集大成となるレース、みんな悔いなく最後を締め括ってほしいですね

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