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【FIA F2 Rd.3 オーストラリア🇦🇺スプリントレースハイライト🏎💨】

波乱のレースとなったF2スプリント。レースを制したのはロマン・スタネック🇨🇿(Trident)。F2参戦2年目にして嬉しい初表彰台初優勝となりました。

2位に入ったのはデニス・ハウガー🇳🇴(MP)。これで3レース連続表彰台となりました。レース終盤はイキイキした走りでポジションを上げてきました。
3位にはクシュ・マイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)が入る表彰台となりました。

レースはスタートから大混乱でした。2番グリッドスタートのボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)が出遅れ、4番グリッドのマルティ🇪🇸(Campos/レッドブル育成)が中央へ入り込みます。しかしその中央のラインへ3番グリッドからハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)も割り込んできました。ハジャーはその向こうにボルトレトがいることに気付けなかったのかマルティを右へ追いやる形に。その結果マルティがボルトレトと接触、2台はピットレーン出口の方へ流れていきウォールへクラッシュ!Camposにとっては同士討ちのような形になる非常に嫌な展開となってしまいました。
ピットレーンスタートだったフィッティパルディ🇧🇷(VAR)もびっくりだったでしょう(笑)。

当然レースはセーフティカーが出動となり、7周目からレース再開。スピードがありながらもなかなか抜けないアルバートパークで一際元気な走りを見せてたのは表彰台にも登ったハウガー。10番グリッドスタートからズバズバとポジションを上げていきます。

しかし10周目、再びインシデント発生。今度はアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)が4位を走行してましたが2位争いのグループの中でコントロールを失いターン12でスピン。目の前にいたフェシュホー🇳🇱(Trident)、そして真後ろにいたアロン🇪🇪(Hitech)と接触。アロンはレースに復帰しましたがアントネリとフェシュホーはリタイアとなってしまいました。

このアクシデントで再びセーフティカー導入。15周目からリスタートとなりましたがリタイアした前車の影響もあってハウガーはこの時点で4番手まで浮上することに成功してました。

そして22周目にはマイーニをパスして3位へ浮上。非常にアグレッシブな走りを披露してくれます。

最終的にはハジャーが逃げ切りトップチェッカー。スタネックが2位、ハウガーが3位でフィニッシュ。
しかし、ハジャーはスタート直後のアクシデントの原因を作ったとしてレース後の審議で10秒ペナルティが課されることになりました。
これによりハジャーは6位へ後退。スタネックが繰り上がりで優勝ということになりました。

宮田莉朋🇯🇵(Rodin)は自己ベストの5位をマーク。12番グリッドからスタートし、序盤はポジションを守る走りでしたが終盤は周りと比べタイヤがしっかり残っていたのか積極的な走りでポジションアップ。6位でチェッカーを受け、ハジャーのペナルティ降格により5位となりました。今までと比べたらスタートもスムーズになってきましたし、少しずつF2に適応してきてますね。

さて、明日は予選通りの順位でスタートするフィーチャーレース。ハウガーがポールポジション、アントネリも自己ベストの2番手フロントローからスタート。このフロントローも楽しみですが、スプリントレースで後方からポジションを上げてきた宮田やマルタンスのパフォーマンスも気になります。
そして何より、どんな荒れ方をするのでしょうか?笑
フィーチャーレースも、見逃せません!

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